こんにちは。スタッフのミントです。
暑いからと、毎日冷たい麺類やアイスばかり食べたりしてませんか?
確かにこの時期は冷たいものの方がのどごしが良く食べやすいものですが、冷たいものばかりを食べる生活を続けていると過酷な夏を乗り切ることができずにバテてしまいます。
食欲が落ちがちな夏だからこそ、食べ物で元気になれるように工夫してみましょう。
今回は、真夏に元気が出るスパイスや食事についてお話していきますね。
スパイスは身体に元気をくれる薬
今は食材として知られているスパイスですが、昔は薬としても使われていました。
中国やインドでは様々なスパイスを漢方として処方し、重宝されています。
エジプト、ギリシャなどでは植物を薬用として利用しており、その後スパイスの知識と融合して西洋へと伝わりました。
今ではスパイスを薬としては利用しなくなった西洋ですが、当時は抗菌作用や防臭、病気予防など幅広く使われていました。
このように昔から多くの人々に元気を与えてきたスパイスを積極的に摂ることで、夏の暑さから身体を守る効果も期待できるというわけです。
特に、辛いスパイスを摂取すると血行が良くなって体温が上がるので汗をたくさんかきます。
この汗が皮膚の温度を下げる効果をもたらし、真夏の暑さから身体を守ってくれるので、上手に利用しましょう。
夏にオススメのスパイスいろいろ
胡椒
日本人にもなじみのある胡椒には、血行促進作用があります。
血管を広げて血行を促す効果があるため、血液が身体の末端までスムーズに運ばれ、冷え性を改善してくれます。
エアコンが効いた部屋で過ごすことの多い夏には、意外と手足の指先が冷えやすくなってしまうことも多いので積極的に胡椒を使って血液の流れを良くしてあげましょう。
また、発汗作用もあります。
クミン
クミンはカレーのような風味が特徴のスパイスです。
エジプト原産のクミンは、昔から薬や美容、料理など、幅広く使われてきました。
クミンには消化促進、食欲増進効果があるので、暑い夏の食が進まない時にオススメです。
ショウガ
ショウガも日本の食卓には身近なスパイスの一つです。
殺菌作用や抗炎症作用、そして発汗を促す効果があります。
血行を良くして身体を芯から温めて発汗を促すため、夏バテ解消に効果が期待できます。
カルダモン
カルダモンには様々な効能がありますが、まずは口臭や汗の臭いを消してくれる効果があります。
また、消化促進効果があるので、血行を良くし、胃液や唾液を多く分泌して消化、脂肪燃焼を促してくれます。
更にリラックス効果があり気持ちをゆったりと落ち着かせてくれるので、夏の疲れを癒してくれます。
ナツメグ
ナツメグには胃の粘膜を保護して消化を助けるピネンや食欲増進効果のあるミスチリン酸が含まれています。
血行を促進し、冷え性を改善する効果もあります。
コリアンダー
コリアンダーにも整腸作用、口臭予防作用があります。
腸内環境を整える効果があるので、便秘、むくみ、肌荒れを予防することができます。
夏にオススメの食事
夏を元気に乗り切る効果があるスパイスをたくさん摂ることができる食事といえば、やっぱりカレー!
暑い季節になると決まってカレーが食べたくなるという方も少なくないと思いますが、これは、身体が元気になるためのスパイスを欲していることの現れとも考えられます。
普段使っているカレールーを使ったカレーに、いくつかのスパイスをプラスするだけでもスパイスたっぷりの薬膳カレーができあがるので決して難しいことはありません。
たとえばナスやオクラ、パプリカなどの夏野菜カレーに発汗作用のあるナツメグやコリアンダーを加えて、汗をかいてスッキリすることができるカレーのできあがり。
家にスパイスを置いていないという場合は、胡椒をたっぷり加えるだけでもOK。
身近なスパイスを使うことから始めてみましょう。
様々な効果をもたらしてくれるスパイスですが、妊娠中や体質によっては過剰に摂ってはいけない場合もあります。
自分の体調や体質に合わせてスパイスを選ぶようにしましょう。
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