こんにちは。パジャマ屋スタッフのえみです。
数年ぶりの40℃台も記録された昨夏の猛暑では、熱中症対策が各所で叫ばれました。
我が家でもエアコンをほぼ24時間かけ続けていたので、5歳の息子の体温管理には特に気をつけました。
しかし夏風邪をひいたのは、情けないことに私だったんですorz
おそらく原因は夜間のエアコンのつけっぱなしかと思います。
例年ならばタイマーで消すか、窓を開けたまま就寝していたのですが、昨年は連日の熱帯夜。例年通りの対応では寝苦しく、やはり熱中症の心配もあってエアコンに頼りました。
正直なところ、夫や息子にとっての適温は、冷え性の私には肌寒く感じることもありました。
それなのに「夏だから」と言って、半そでにハーフパンツで過ごしていたのが悪かったのでしょう。
男性と女性の体感温度は違います。
特に寒さに弱い女性の方は、夏でも丈が長めのパジャマを着たほうがいいかもしれません。
①夏のパジャマは八分丈パンツを
「寒い時は『首』を温めろ!」とは私の友人の格言ですが、全くその通りだと思います。
『首』とは頚椎の首のほか、手首、足首も含みます。特に足首を温めると全身がぽかぽかしてきますよね。
しかし熱帯夜に『ぽかぽか』したい人はいません。ほしいのはあくまで適温、つまり『寒すぎない程よい涼しさ』です。
程よい涼しさを実現するのは、程よい長さ。くるぶし丈よりは短く、ハーフパンツ(膝上丈)よりは長い八分丈がおすすめです。
八分丈なので足首を温めすぎることがなく、また冷えに弱い膝関節を優しく覆ってくれます。
②シャツも長めの半袖、七分袖を
キャミソールやタンクトップなどで肩を露出させると、体感温度はかなり下がります。暑くてたまらない方には適していますが、少し肌寒く感じるようであれば半袖以上、できれは七分袖くらいの長さがあると良いでしょう。
肩と二の腕を覆うことで首筋の筋肉が冷えすぎることを抑えてくれるので、エアコンによる肩凝りの解消にもなります。
少し太めの袖だと風通しも良いので、優しい涼しさが吹き込んでくれそうです。
どのパジャマも丈は長めですが、生地は吸汗性と速乾性を重視した夏用の素材ですので、着ていて暑く感じることはありません。そして寒すぎることもないので、暑さが和らぐ秋口まで使えます。
地球規模で温暖化が進んでいる今日、昨年のような猛暑は例外ではなく、徐々に似たような暑い年が増えていくことも予想されます。
しかしその中でもほしいのは、あくまで『ほどよい涼しさ』。
一度ひいてしまうと治りにくく、悩ましい夏風邪対策には、エアコンで体を冷やしすぎないことが大切。
また、熱中症にも気をつけなければいけないので、素材の涼やかさと肌触り(吸汗性と放湿性)は外せない要素です。
上質な夏用素材とほどよい丈の長さのパジャマで、猛暑の熱帯夜を乗り切りましょう。