睡眠の秋！夏の疲れを取る快眠法♪

こんにちは！スタッフのヨネです♪

涼しくなり、寝苦しい夏からすっかり解放されましたね♪
「最近、寝つきが良い」なんて方も多いのではないでしょうか？
気温や湿度も過ごしやすく、日が沈むのも少し早くなったので、自然と寝つきが良くなるようですね。

ところで、９月３日は「睡眠の日」でしたが（「グッスリ」のゴロ合わせで2010年に制定）、日本睡眠学会などでは睡眠の勉強会なども開かれたようです。

「えっ、寝る事について、わざわざ勉強？！」

と言う方もいらっしゃるかと思いますが、、、

★８割以上の人が、睡眠状態を改善したがっている？！

『ウーマンウェルネス研究会supported by Kao』による首都圏在住451 人(20～50 代男女)を対象とした「睡眠実態調査」によると、

●半数以上(53.8％)の人…現状の睡眠に不満を感じている
●８割以上(86.5％)の人…睡眠状態を改善したい

と言う結果が出たそうです。

また、厚生労働省の平成25年「国民健康・栄養調査」によると、睡眠の質の状況として、

●日中、眠気を感じた…男性 37.7％、女性43.0％

と言う結果に。（結構、女性の方が多いんですね！）

ストレス、２４時間制社会、テレビやゲーム、カフェインの多い食品などなど、現代には睡眠障害を引き起こす要因がたくさんあり、昔では考えられなかった睡眠の悩みが増えているのです。なんと、現代人の５人に１人は睡眠障害で悩んでいるのだとか。

「たかだか睡眠…寝るだけじゃん。」と思う方もいるかも知れませんが、一日の1/4から1/3を占める睡眠は、日中の活動を支える大切なもの。睡眠不足は、うつ病、生活習慣病、高齢者の生活の質に大きな影響を与えるとも言われてます。

更に驚く事に・・・！！

★睡眠不足が、3.5兆円の経済損出を？！

日本大学医学部精神神経医学の内山真教授が調査した結果を元に算出したところによると、睡眠に問題のある労働者一人当たりの年間生産損失額から割り出される全体の損失額は、実に３．５兆円にも上るのだとか！！！

3.5兆円と言えば、昨年末の緊急経済対策と同額。-_-;

睡眠不足は、心にも身体にも、そしてお財布にも優しくないようですね・・・

★秋こそ、睡眠改善チャンス♪

秋は寝苦しい夏や寒くてなかなか寝付けない冬と違い、比較的過ごしやすく良質な眠りが取りやすい季節。この時期にしっかり睡眠習慣を改善して、連休いっぱい、美味しいものいっぱいの楽しみ満載な秋を満喫しちゃいましょう♪

ちなみに、厚生労働省から発表されている睡眠指針と言うものがあります↓

健康づくりのための睡眠指針 2014 ～睡眠 12 箇条～

１．良い睡眠で、からだもこころも健康に。
２．適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
３．良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。
４．睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。
５．年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
６．良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。
７．若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。
８．勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。
９．熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。
１０．眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。
１１．いつもと違う睡眠には、要注意。
１２．眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。