突然ですが、皆様は寝る前に習慣づけていることはありますか?
決まった時間の歯磨きや、バスタイムの過ごし方、ゲームをちょっとやったり、ニュースを見ること…
様々あると思いますが、せっかくなら健康に繋がる習慣をひとつはじめませんか?
やり方はとっても簡単。
就寝前に、コップ1杯の水を飲むこと。
そう、それだけなのです!
医者が「宝水」「命水」と呼んでいる「寝る前1杯の水」で、命を救うことだってあるのです。
どうして「命を救う」と言われているの?
就寝前に水分を摂取すると、体内の血流がよくなり新陳代謝がアップします。それにより以下の効果が期待されているのです。
①脱水症状の予防に!
人間は就寝中にも汗をかいています。通常時でおよそコップ1杯分、真夏の夜は多い時でコップ2杯分ほどの水分を汗として排出しているのです。
寝起きがすっきりしなかったり、夜間に理由もなく目が覚めたりしたことはありませんか?もしかしたらその時、脱水症状を起こしていたかもしれませんね。
②病気の予防に!
血の巡りがよくなることで、脳卒中や脳こうそくのリスクを減らすことができるといわれています。
実は脳卒中は、汗で体内の水分が失われ血が濃くなる明け方に多く発症しています。
先ほど書いた通り人間はコップ1杯の汗を排出しています。それだけでも血液がドロドロになってしまうのです。
③太りにくくなる!
夜に水分を補給し新陳代謝を上げ、寝ている間に脂肪を燃焼させて朝に体の老廃物を排出…というサイクルを作ることで、太りにくくなり、人によってはストンと体重が落ちる場合もあるのです。
④熟睡できる!
寝る前に口内を潤すことで、寝つき・寝起きがよくなり熟睡しやすくなる効果があります。
のどを潤してからしっかり寝て疲れを取り、すっきりした朝を迎える…1日が気持ちよく過ごせそうですよね。
このようなたくさんの効果が期待されますが、注意点するべき点もいくつかあります。
コップ1杯の水を飲むときは、なるべく5~15度の水が良いとされています。どれくらいの温度か分からない!という方は、冷蔵庫でお水を冷やして飲むとよいでしょう。常温より少し低めのほうが腸での吸収率があがり、快眠に繋がるのだそうです。
また、覚醒作用・利尿作用のあるカフェインやアルコールの摂取は控えたほうがよいそうです。もし就寝前にお酒を飲んだり、コーヒーや紅茶を飲んだりしたときは、いつもより少し多め(コップ1杯半ほど)にして水分を摂取するとよいですよ!
アルコールでボロボロだった体が…
以前私はバーテンダーをやっていましたが、お酒の飲み過ぎで体調を崩した時期がありました。
仕事中にお酒のテイスティングなどをするせいか、どうしても帰宅後水分を摂る気になれず、帰ってメイクを落としてそのまま就寝…という日々が続いていたのです。
もちろんそんな生活をしていると、アルコールでどんどんと太っていき、血の巡りも悪く全身の疲労が溜まるばかりで、ついには仕事を休まざるを得なくなってしまいました。そんな時にこの「コップ1杯の水を飲む」プチ健康法に出会い実践したのです。
水を飲むことを習慣にして3日後くらいに体重計に乗ると、1キロほど体重が落ちていました。それから始めて1週間頃には体の疲労感も取れ始め、1ヶ月もしないうちに仕事に復帰することができたのです。
長年続けてきた仕事で落ちた代謝能力が戻り、水分を摂取することで脂肪の燃焼率が上がり体重が落ち、それによって体も軽くなったのだと思っています。
それからずっと習慣付けて続けていますが、寝起きがとてもすっきりとしていて毎日明るい朝を迎えられています。
簡単なことを続けるだけで予防できるものや改善できることがあるのなら、今日から始めてみませんか?きっとしばらく経つと、体の変化を実感できると思いますよ!