はじめまして。

30代を迎え、会社員からフリーランスに転身したNATSUと申します。

恋愛、結婚、離婚を経験し、現在「自分らしい生き方」を模索しながら婚活を始めました。

WEB広告やコピーライティング、データ分析の仕事が大好きで、最近の休日はランニングをし銭湯へ行くことにハマっています。

では、そんな私が、なぜ「睡眠」をテーマにしたコラムを書き始めることになったのか。

それは、婚活という新たな挑戦が、私に「ある気づき」をもたらしてくれたからです。

同世代の皆さんが抱える「30代を生き抜いていく悩み」や「睡眠」をテーマに、私のリアルな体験談や等身大の解決策をお話ししていきます。

クスッと笑えたり、皆さんの日常に何か役立つヒントになったら嬉しいです。

恋愛ご無沙汰の30代が人生初の婚活パーティへ

「そろそろ新しい恋愛に踏み出さない？」

30代中盤の独身仲間である女友達Aと、私はそんな話をしていました。

気づけば、私たちの周りは結婚し、子育てをしている友人がほとんど。

仕事にも慣れ、自分なりの人生を歩んでいるはずなのに、ふとした瞬間に「このままでいいのかな？」と不安がよぎることもある。

もちろん、過去に恋愛をしてこなかったわけではありません。

彼氏ができたり、別れたり、時には変な男に引っかかったり…年齢分位の経験はそれなりにしてきました。

恋愛の楽しさや大変さ、あらゆる面を知ったからこそ、私たちは「しばらく恋愛はいいかな〜」と思う時期が、続いていたのです。

そんな私たちが、ある夜「再起」を誓い合いました。

「勢いがあるうちに！」と人生初の婚活パーティにポチっと申し込みをしたのです！

婚活パーティとマッチングアプリで気づいた「疲れ」

婚活パーティ当日。

ワクワクと緊張が入り混じる気持ちで会場へ向かい、初対面の人たちとぎこちなく会話を交わしました。

なんとなく連絡先を交換するものの、その先の展開は見えず。。

婚活パーティ終了後は、疲労困ぱいで友人とマッサージへ直行。

「素敵なパートナーを見つけたい」と思う気持ちと、「本当に結婚したいのか？」という疑問が、頭の中でぐるぐると回っていました。

そこで、私たちが次に挑戦したのが、マッチングアプリ！

婚活経験者の友人たちに話を聞くと、「とにかく疲れる」という声が圧倒的に多かったのですが、実際にやってみると、その意味が心底よく分かりました。

メッセージのやり取り、相手を比較する時間、そして次々と新しい人が表示されるアプリの仕組み…。

私は開始1週間で、すでに「コミュニケーション疲れ」と「比較検討の疲労」を感じ始めていました。

とはいえ、せっかく始めたのだからと期限を決め、3名と会ってみることに。

そして、その中の1人と交際がスタート！

決まったパートナーと会う時間は毎回楽しく、「マッチングアプリ挑戦して良かったー！」と心から思えました。

なのに――

この頃から、私の身体には異変が起こり始めたのです。

楽しいはずなのに、次々と現れる体調不良

● 咳喘息（ぜんそく持ちではないのに）

● 帯状疱疹（30代にもかかわらず）

病院で医師に言われたのは、「睡眠不足やストレスが原因かもしれません」という言葉でした。

「睡眠時間はちゃんと確保してるし、ストレスの自覚もない。ランニングもしているのに…！」

私は思い当たる節がなく、戸惑うばかりでした。

そんな時、偶然の出会いが訪れたのです。

「睡眠の質」という視点を持ち、世界が変わった

私はある日、たまたまパジャマ屋IZUMMで働く友人と話をする機会を得ました。

友人がパジャマを専門に扱っていることは知っていたのですが、「睡眠の質」というテーマで話をしたことがなかったのです。

睡眠の質が「QOL（生活の質）」に直結すると聞き、これまで私は「寝ること」について深く考えたことがなかったんだ、と気づかされました。

「眠れなくて困った経験がない＝自分は問題なく寝られている」

そう思い込んでいたからです。

しかし、「睡眠の質」について学ぶうちに、自分の眠りが決して万全ではなかったことを実感します。

寝るときの服装は、適当なスウェット。

布団に入ればすぐに寝られるのですが、朝起きたときのスッキリ感などはあえて意識したこともありませんでした。

二日酔いの日は、さすがに違いが分かる程度です。

私は、パジャマ屋の友人との話をきっかけに、「自分の睡眠」を見直してみようと思いました。

30代の私たちに必要なのは、がんばることより“いたわること”

婚活に限らず、30代になると仕事でもプライベートでも、気づかないうちに「疲れ」を溜め込むことが多くなっているのかもしれません。

スマホなら「充電残量」が見えるけれど、私たちの心や身体の充電は数値で見えないため、自分で意識しなければ分からないものですね。

「もっと頑張らなきゃ」と思う前に、「もっと自分をいたわるべきなのでは？」と立ち止まることが大切なのかもしれません。

もう、私たちは、十分にがんばっている…！

私のように「婚活や恋愛の疲れがヤバい…」と感じている人は、まず「睡眠の質を見直すこと」から始めてみると、状況が好転するかもしれません。

次回は、私が実際に試した「睡眠の質を上げる方法」についてお話ししたいと思います。