在宅仕事が多いので、エスプレッソマシンやラテ用のミルクフロッサーを導入してQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を目指している大口です。 

人生の半分は家にいる!? 

皆さんは、在宅時間をどのように過ごしていますか?


私は、基本的に在宅で仕事をしているためかなり在宅時間が長いのですが、お勤めしている人とどのくらい違うのかしらと気になりました。
1日24時間のうち仕事などで外出している時間が10時間だとしたら、残りの14時間は在宅していることになります。仮に土日が休みの人の場合、月に8日休みがあったとして、どちらかは出かけて、どちらかは家にいる、あるいは出かけてもちょっとした買い物に出かける程度だとした場合、1週間でどのくらい在宅しているのでしょう。 

 

 

【1週間(7日×24時間)=168時間】 

 

・月〜金5日×14時間=70時間 

・土日のうち出かけない日(買い物等で4時間程度外出するとして)=20時間 

・土日のうち7時間程度出かける日=17時間 

 

 在宅時間合計107時間(1週間) 

 

 

ざっくりとですが、1週間で見て、168時間のうち107時間も在宅していることになります。もちろん、個人差はありますし、私のように在宅ワークが基本の場合はもっと在宅時間が長くなります。 

 

この在宅時間には睡眠時間が含まれますから、体感としてはそれほど長い在宅時間と認識しないかもしれませんが、あらためて数字にしてみると人生の半分以上は家にいることになります。驚きませんか。


また、日本人成人の平均睡眠時間は6〜7時間で、1日の1/3程度は睡眠時間ということになります。さらには、4人に1人が慢性的な不眠を感じているというデータもあります。
睡眠は、体や脳の休息と回復にとても重要です。それが満足に取れていないと健康に影響が出ると言われているのですから、在宅時間、そして睡眠時間を良いものにしていくことが人生を豊かに過ごすことと直結していると感じます。 

参考:https://seikatsusyukanbyo.com/statistics/2024/010828.php 

生姜でポカポカ! でも、生でなく加熱が必須 

人生の半分が在宅時間だとしたら、より良い時間にしていきたいものです。
特に寒い季節や寒暖差のある季節の変わり目など、暖房器具に頼りすぎず、体を内側から温める工夫も快適に過ごすためのポイント。その一つとしておすすめしたいのは生姜の活用です。 

 

生姜には体を温める効果があり、特に加熱した生姜に含まれる「ショウガオール」という成分が、血流を促進し、胃腸を温めて全身に熱を伝えます。また、基礎代謝を高める効果もあるため、冷え性改善や体温上昇に役立ちます。 

 

手軽にできるのは生姜湯。作り方は簡単で、生姜をすりおろすか薄くスライスし、熱湯で5〜10分程度煮出し、はちみつやレモン汁を加えるだけです。
日中はもちろん、就寝前の温かい飲み物としてもおすすめです。 

生姜湯のすりおろしや薄切りにした生姜は、食物繊維や残った栄養素を摂取できるので無理のない範囲で食べてみてください。 

体を温めるために生姜を使う際、注意したいのは加熱することです。生の生姜には「ジンゲロール」という成分が多く含まれており、これは一時的に体表面の温度を上げますが、実際には体の深部を冷やす効果があります。
そのため、暑い季節には薬味などとして生で、寒い季節には加熱した生姜を使用することが重要なのです。 

 

どちらにしても、食べすぎると胃腸に刺激を与える可能性があるので、1日に10g程度にしておきましょう。 

 

生姜湯を飲むと体の中心からポカポカしてくるのを感じますが、外からの温めも併用するとより良いです。私がお勧めしたいのは「シルクとコットンの腹巻き付きレギンス」。一体化してずれにくいのもグッドポイントなのです。寒い季節は体の中と外、両方を温めるのが良いですね。 

 

 

足元からの冷えを防いで快適に過ごす 

体内から温める工夫と併せて、寒い季節の足元の冷え対策もしましょう。特に日本の家屋は外国に比べて残念ながら断熱性能がとても低いと言われていますから、日々の生活の中のちょっとした工夫で、暖かく快適に暮らせるようにするのがポイントですね。 

 

足元からの冷えを防ぐためにおすすめしたいのは、カーペットなどの下に敷く断熱シートやジョイントマットです。 

 

断熱シートは、アルミ素材のものが特に効果的。床からの冷気を遮断し、暖かい空気を逃がしません。ジョイントマットは、クッション性と断熱性、さらには遮音性もあります。
カーペットやラグの下にどちらか1つ敷くだけでも効果はありますが、ダブル使いも可能です。 

 

気をつけるポイントは、床材との相性やホットカーペットを使う場合は耐熱性を確認すること。また、床暖房のあるお宅では逆効果になりますので注意してくださいね。
もう一つ、寝具の下には敷かないことです。寝ている間にかいた汗が下に溜まってしまう危険性があります。
以前、あまりに寒かったので断熱シートを下に敷いたら冷えが防げるかと思いやってみたら、寝具がカビてしまいました。冷静に考えればわかることですが、安易にやってみた自分に反省です。くれぐれも、私のようにならないよう気をつけてください。 

足元からの冷え対策と同時に、“首”と付く部分を温めることも暖かく過ごすために重要。手首にも足首にも使える「シルクコットンの二重編みレッグ&アームウォーマー」なら、肌寒さを感じるときにサッとつけられて手軽に保温できます。心地よい肌触りで、長さも2タイプあるので好みや季節で使い分けられるのが良いです。
指先がないので、そのまま付けて寝ても違和感なく暖かく眠れます。 

 

 

 

寒い冬の家での過ごし方について参考になるものはありましたか? 

睡眠時間を含めて自宅で過ごす時間が人生の半分を占めるというのは、あらためて数字で見て驚きました。
私もできることから工夫して、さらにQOLを上げていきたいと思います。 

 

< 前回記事 >

実は寒い「日本の家屋」小さな工夫で暖かく