毎年、母の日はどうしようと迷い、最終的にはギリギリに無難な花を選んでしまう大口です。
皆さんは、母の日の贈り物どうしていますか?
実母、義母へ贈るそれぞれのギフトマナー
母の日は、日頃の感謝を伝える大切な機会。普段から感謝の言葉は伝えた方が良いですが、なかなかできないことも多いのではないでしょうか。
母の日こそ、あらためて感謝の気持ちを表したいものです。
私の場合、義母は他界しておりまして、今になってもっと感謝を伝えておくべきだったなと少し後悔が残ります。
ですから、ご健在の方はぜひ盛大にそして遠慮なく感謝を表せる日である母の日に気持ちをお伝えして欲しいと思います。
気持ちを伝えると言っても、実母と義母では関係性や距離感が異なることも多いと思います。それぞれに合った贈り物を選ぶことで、より喜んでもらえるだけでなく、良好な関係を築くきっかけにもなります。
だとしたら、実母と義母ではどんな点に注意すれば良いでしょうか。
実母へのプレゼントは、長年の付き合いがあるため、好みや趣味をよく理解していることが多く、「これが好きだろう」と自信を持って選べるように思います。
お気に入りのブランドのアイテムや趣味に関連するグッズなど、少し個性的なものでも良いでしょう。孫の写真や娘家族として一家のフォトアルバムなども喜んでくれると思います。
義母へのプレゼントは同居しているかしていないかでも親密性は変わってくるので、選ぶのもやや難しいと感じます。そのため無難なものが選ばれる可能性が高くなる気持ちもわかります。
そんな場合は、自分ではなかなか買わないような少し高級なお菓子やお茶なども良いかもしれません。実母の場合と違い、あまり個性的なものは避けた方が良さそうです。
また、遠方に住んでいて宅配便などで送る場合は、夫婦連名にするなど”嫁から”というより”息子夫婦から”というニュアンスを付け加えるのがおすすめです。
今となっては笑い話ですが、やはり義母と実母では趣味嗜好が違って当然ですし、私は実母の好みに似通ってしまうのだなという経験でした。
そう考えると、実母には「個性」や「気持ち」を重視したもの、義母には「無難さ」や「配慮」を意識したものを選ぶのが良いのかもしれません。いずれにしても、感謝の気持ちや言葉を添えることがいちばん大切だと思います。
贈り物の選び方
実母と義母では、ギフトの選び方が違うと前述しました。私の周りの人たちはどうしているのか聞いてみると、「どちらにも毎年お花を贈る」という方、「実母にはお花、義母には美味しい食事を贈る」という方もいました。
どちらにもお花をという方は、実母義母ともにお花が好きなのだそう。違うものを贈ると言った方は、それぞれの好きなものがお花とお食事なのだそうです。
やはり本人が好きなものを贈るのが一番良いということですね。
私はつい無難にお花を選んでしまうことが多いのですが、お花以外にどんなものがあるか、周りの方に聞いたり調べたりしてみました。
一つ目はリラックスギフト。
実母なら好みの香りもわかるでしょうから、アロマ系のものもよさそうです。アロマオイルや香り付きのアイピローもリラックスタイムに使ってもらえて良いと思います。
義母でしたらスパやエステの体験チケットなどもおすすめです。他にもバスボムセットやマッサージ機なども喜ばれるアイテムですね。
二つ目は実用的なアイテム。
実母なら「小さな花束付きリネンエプロンと手ぬぐいセット」はいかがでしょう。色の好みがわかる実母だから喜んでもらえるものを選ぶことができます。花束がセットになっているのも嬉しいポイントです。
義母なら家で使えるガーゼケットなどはいかがでしょう。「ミルゼ5重ガーゼケット」は、季節の変わり目などに重宝。肌触りが柔らかく家で洗濯もできます。寝る時だけでなく、ソファに腰掛けた時の足元を冷やさない一枚としても使えておすすめです。
好みが今ひとつわからない義母用なら外で使うものより家の中で使えるものの方が無難そうですし、喜んでもらえそうです。
三つ目はそれぞれの好みに合わせて。
お茶を好む方なら少し高級なお茶セットやスイーツ。お料理が好きな方なら、電動ミルなど、持っていない便利アイテムも喜ばれます。
少し高くなるかもしれませんが、旅行のチケットをプレゼントするのもきっと喜ばれると思いますよ。
あらためて調べてみると喜んでもらえそうなものがたくさんありますね。
とはいえ、やはり一番大事なのは気持ちです。形だけにこだわらず感謝の気持ちを持つことが大事。
日々の忙しさでつい忘れてしまいがちなことを思い出すにも母の日というイベントは良い機会なのだと思います。
今後のために家の中の片付けをしているケースもあり、長く飾るものより日常的に使えるもの、消費するものなどを選ぶのが喜ばれるポイントの一つになりそうです。
いかがですか? 気になるものはありましたでしょうか。ご紹介したものが、皆さんの参考になれば嬉しいです。
次回は、母の日を一緒に過ごすなら、どんな過ごし方が良いか、さまざまなアイデアをお伝えしたいと思います。一緒にワクワクしながら母の日を迎えましょう。
私の場合、義母は他界しましたが実母は元気です。実の母娘だと衝突することもありますが、いつまでもいるわけではないと思うと、今を大事にしなくてはいけないなと思う今日この頃です。今年の母の日は、花ではなく母の喜びそうなものを贈りたいと思います。
▷Happy Mother’s Day 母の日にパジャマを贈ろう
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