2026年春に本格始動する「眠り事業」に向けて、私に課されているミッションは2つあるのです。
ひとつは「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格の取得、もう一つは睡眠に関わる知識やスキルを身につけるということです。
国家資格は、厚生労働大臣の認定を受けている学校で3年間学び、卒業資格を得た上で国家試験に合格をしなくてはなりませんし、同時に、「睡眠」についての学びを深め、睡眠に課題を抱えている方々に対して適切な助言・指導ができる知識やスキルを得ていくわけです。
睡眠に関しての国家資格は存在しませんが、民間資格は10種類ほどあります。
私の場合は睡眠に関する適切な指導ができるレベルが求められるので、一般社団法人 日本睡眠教育機構が資格認定をおこなっている睡眠健康指導士の資格取得を目指すことに決めました。
2022年春に睡眠健康指導士の初級に合格した後も「あん摩マッサージ指圧師」の国家試験の勉強の傍ら、細々とではありますが睡眠の勉強を続けていました。最終的に取得を目指す「睡眠健康指導士 上級」は学術的な睡眠知識に加え、科学的な知見に基づき睡眠に関するアドバイス等を 身近な人々に行ったり、地域や団体等に対して正しい睡眠知識の普及活動を行う人材を目指しているレベルなので、合格率などが公表されておらず難易度は不透明ということもあり、簡単には合格できそうにないという印象でした。
指圧学校の仲間たちが「あん摩マッサージ指圧師」の国家試験の勉強に本格的に取り組み始めていた2024年の春、私だけが国家試験の勉強を一時中断して「睡眠」の勉強に集中していました。私の場合、2年前から勉強する習慣が続いていたこともあり、この歳にしては勉強というものに対する抵抗感はなく、新たな知識の吸収をちょっぴり楽しむこともできるようになりました。
私は受験前の勉強・試験対策に推奨されていた「睡眠検定」にチャレンジしながら勉強するのがベストと考え、入門編~3級~2級~1級と段階を踏んでのステップアップを図っていました。
そのおかげか受験直前には何とか1級まで合格することができ、自分としては最善を尽くした状態で3日間の講座受講と受験を迎えることができました。受験の条件でもある3日間の講座受講は終日かけた濃厚な内容で、学びは更に深まり、脳みそにはこれ以上何も入りそうにないピークの状態で試験を迎えたわけです。
そして二週間後、『睡眠健康指導士に合格されましたので通知いたします。』という件名のメールを目にした瞬間、ほっと胸をなでおろしました。
無事ミッションを一つクリア!
よし!遅れてしまっていた「あん摩マッサージ指圧師」の国家試験の勉強を再開するぞ!と決意を固めたのも束の間、新たな巨大ミッション(チャレンジ)を背負うこととなってしまったのです。
国家試験の勉強の方は大丈夫なのか??
その頃の模擬試験の点数からしても余裕など無いのは明らかなのに・・・。
そのチャレンジ話を語り始めると長くなってしまうので、続きは次回ということにいたしましょう。
それではまた。