冬になるとお風呂から上がってリビングでのんびり過ごす時間が、ちょっと寒いですよね。
暖房をつけていてもパジャマ1枚では心もとなくて、何か1枚羽織って過ごす人も多いと思います。
今回は冬の夜を過ごすのに最適なガウンの話をさせていただきます。
ガウンってどんなもの?
ちょっと前まで私は、ガウンとバスローブの違いが今一つ分かっていませんでした。
旅行でホテルなどに泊まると、バスローブが用意されていることがあります。見た目には丈が長くて羽織るタイプになっている点が似通っているので、ガウンとバスローブは同じようなものかな…なんて思っていました。
でも、実はガウンとバスローブには、きちんとした違いがあるんです。
バスローブは、お風呂上りの濡れた身体を拭くために作られています。そのため、汗や水分を吸収しやすいようにタオル素材など、吸水性の高い素材で作られています。
バスローブは、下着やパジャマを着ないで直接羽織るのが正しい着方。
ちょっと日本人にはなじみのない使い方のような気がしますが…。汗がひいて身体がサラッとしてきたらパジャマに着替えるんですって。
これに対してガウンは、下着もパジャマも来た上から羽織る、防寒用として作られています。
素材もタオル素材ではなく、もっと暖かなものが多いですよね。室内用のカーディガンや昔のはんてんのようなものと言ったら分かりやすいでしょうか。
ガウンはちょっとした室内着
欧米では、家の中とは言えパジャマ姿でウロウロすることは行儀が悪いとされています。
そのせいか、海外ドラマなどでは子供でもガウンを着ている姿を見ることがあります。そんなガウンですから、ちょっとしたルームウェアとしておしゃれな雰囲気をかもしだすことができます。
夜、急な来客の時や宅配便の受け取りなどに、ガウンだったら慌てずに応対ができます。
丈も長めなので、普通の上着と違って膝まで暖かく覆ってくれるので、夜リビングでくつろぐ時にも身体をポカポカと包み込んでくれます。
お風呂上りに冷えてきたからと言ってエアコンの温度を上げるのはもったいないですし、強い温風を浴びると肌が乾燥しやすくなってしまいます。
ガウンを着ればエコと美容の両方に効果アリというわけです♪
着心地の良いガウンを選んで
せっかくゆったりとした時間を過ごすためのガウンですから、着心地の良いものを選びましょう。
寒い時には、首を温めると全身を温めてくれるので、ガウンは首元を温めるようなデザインのものを選ぶと保温効果がアップします。
もちろん肌触りも大切。ふんわりとやわらかな着心地のガウンは、くつろいでいるうちに自然と眠気を誘ってくれます。ソファでそのままふっと眠ってしまうこともあるでしょう。快適な眠りのためにも、優しい素材のガウンを選ぶようにしましょう。
また、暖かい素材であっても静電気がパチパチするようではくつろげませんよね。静電気をあまり発生させない素材を使ったものがおすすめです。
ガウンだったら、それほどサイズにこだわらなくても大丈夫ですので大切な方へのプレゼントとしてもおすすめ。
両親やおじいちゃんおばあちゃんにプレゼントするのもいいですよね。
素敵なガウンを、冬の贈り物にいかがですか?