マンションから今の家に引っ越してきたのは2年半ほど前。

 

それまで小さいけれど日当たりのいいベランダで、気ままにハーブを育てたりはしていたのですが、この家にはお庭があって、なにやら大きなトゲのある木が植わっていました。

 

「これはきっと柚子♡」と思っていたのですが、どうも葉っぱが大きい。

 

植物博士の姉(いずみ店長)も「これは絶対に柚子じゃないね」と。

 

 

えーと、じゃあアゲハチョウ養成所のようなこの子はいったいなんの木???

 

 

謎はすぐにとけました。

 

お隣のおとうさんが「レモンの木だよ、でかいレモンがなるぞー」と教えてくださったからです。

 

それはポンテローザ(ジャンボレモン)と呼ばれる普通のレモンの3~4倍にもなるレモンなのだそう。

ポンテローザ(ジャンボレモン)

わぁ!嬉しい!と喜ぶ私。

 

 

お向かいのおとうさんが「骨粉入りのあぶらかすをやるといい」といって、それをまいてくれたばかりか剪定までしてくださり、ご近所のおとうさん総出で面倒をみている状態。

 

 

やばい…このまま枯らしてしまったらどうしよう…

 

 

その年も、その次の年も花すら咲かず。なんとなくその話題がアンタッチャブルな雰囲気になりつつあった今年。ついに、つぼみを付けたのです!しかもとてもたくさん!

ポンテローザ(ジャンボレモン)のつぼみ

お向かいに走って行き、喜びとお礼を伝え、バイクのお手入れをしている夫にもむりやり見せて

 

 

さーて、実がなったら何作ろう♪(気が早い…)

 

 

酵素ジュースやマーマレードもいいけど、甘いものには少々飽き気味。

 

ちゃんとおかずになるものが作りたい!と考えていたところに、大好きなハーブ「ディル」が我が家にやってきました。冷蔵庫にはサーモンの切身。

 

というわけで サーモンムニエルのレモンクリームソースがけ を作っていきます!

 

サーモンムニエルのレモンクリームソースがけ

サーモンムニエルのレモンクリームソースがけ 材料

材料 2人分

生鮭切身  2枚

塩コショウ 適宜

米粉(薄力粉可)適宜

油 大さじ1

バター 5~10g

生クリーム 100ml

牛乳 50ml

コンソメ顆粒 小さじ半分

レモン汁 小さじ1

レモンの皮すりおろし(半個ぶん)

ディル(パセリでも)みじん切り適宜*飾り用に少々とっておく

飾り用レモンスライス 2枚

レタス 適宜

ピンクペッパー(ホール)*なくてもOK

 

☆ちょっと準備…

サーモンに分量外の塩を軽く振り、5分ほど置いて出てきた水分をキッチンペーパーで拭っておく

ディルをみじん切りにしておく

レモンの皮をすりおろし、果汁を絞り、飾り用のスライスもしておく

サーモンムニエルのレモンクリームソースがけ 下準備

作り方

1.下ごしらえしたサーモンに塩コショウをし、米粉を軽くまぶす

2.フライパンに油をひき、両面をこんがりと焼き、仕上げにバターで香りをつける

3.フライパンからサーモンを取り出し、生クリーム、牛乳、コンソメ、レモン汁、皮のすりおろしを入れ分離しないようにゆっくり混ぜながら温めてディルのみじん切りを混ぜ込みます

4.レタスを盛ったお皿にサーモンのムニエルを置き、レモンクリームソースをかけ、レモンスライス、ディルを飾り、ピンクペッパーを散らす

 

家族の評判も上々でした! 早くレモンの実がなるといいなぁ!

サーモンムニエルのレモンクリームソースがけ レモンクリームソース

レモンのこと

とある有名なレモンの産地では

 

・女性の骨密度がたかい

(クエン酸によるキレート作用により、カルシウムやミネラルの吸収がよくなるためと言われているそうです)

 

・高血圧の方が少ない

(酸味には塩味を引き立てる効果があり、無理なく美味しく減塩できるという説があります)

 

さらに豊富なビタミンcには、美肌、アンチエイジング、疲労回復などの嬉しい作用もありそうですね!

 

 

国際食学協会認定 食学アドバイザー

島根 恵