そろそろ蒸し暑い日が増えてきましたね。
夜も暑くて寝苦しかったりして、寝不足の方もいるのではないでしょうか?
今や夏の必需品ともなりつつあるエアコン。
みなさん上手に使っていますか?
必要も無いほどに温度を下げてガンガンに使ってしまうのもエコではありませんが、かといって節約のために暑さを我慢してなるべくエアコンを使わないというのも身体によくありません。
今回は、暑い夏を元気に快適に過ごすためのエアコンの使い方についてお話ししていきたいと思います。
エアコンの設定温度
「この夏は暑かったからエアコンをフル稼働して、1カ月の電気代が○万円を超えちゃった」
こんな話をよく耳にします。
最近の日本の夏はかなり暑いので、エアコンをつけずにいると体調を崩してしまうことにもなりかねません。
とは言え、できればあまり家計の負担にならないような、そして地球に優しいエコな使い方をしたいものですよね。
そんな時にまず気になるのがエアコンの設定温度。
いったい何度ぐらいに設定するのが使い過ぎを防ぎ、かつ快適に過ごすことができる温度なのでしょうか。
一般的には室温が28度になるように、エアコンの設定温度を調節するのがのぞましいとされています。
これは、環境省がすすめている室温の目安が28度という点が基準となっていて、省エネでありながら快適に過ごせる温度だと考えられているのです。
ちなみにエアコンの設定温度を1度下げると10%以上も消費電力が増えると言われています。
たった1度でも節約やエコのために大きな意味があるんですね。
ただ、室温が29度以上になってくるとほとんど涼しさを感じることができなくなるので、28度が上限になっているのです。
エアコンはつけっぱなしでいいの?
よく、電気代を節約するために…とエアコンをこまめにオン・オフする方がいます。この考え方、本当に正しいのでしょうか。
ある大手エアコンメーカーが実際にエアコンを24時間つけっぱなしにした時と30分ごとにオンとオフを繰り返して実験を行いました。
その結果、つけっぱなしにした方が電気代が安くなるという結果が出たそうです。
夏の室内は天井や壁、床に熱が蓄積されやすく、エアコンをつけていないと家全体が暑くなってしまいます。
エアコンを消して家に熱が蓄積されてしまうと、再び冷やすまでにより多くの電力が必要になるとのこと。
もちろんこれはあくまでも実験であって、エアコンの種類や1日の生活の仕方によって違いが出てきます。
長時間外出する場合は消した方がいいという意見や、わずかな電気代の違いであればつけっぱなしで快適に過ごしたいという意見など、様々です。
この件に関しては、はっきりとした結論が出るのはまだ先のことになりそうですね。
夜寝るときのエアコンの使い方
ほとんどのエアコンに付いているタイマー機能。これを夜寝る時に使う方は多いと思います。
でも、エアコンをタイマー設定しておき、タイマーが切れたとたん暑さで目が覚めてしまったという経験はありませんか?
夜から朝まで長時間エアコンをつけっぱなしだと身体に悪いという気持ちから、タイマー設定にすることが多いのだと思います。
でも実は、夜中に暑さを感じて目が覚めてしまう方が身体に良くないという考え方もあります。
もちろん寒さを感じるほどになってしまったり、体質的にエアコンが身体に合わない場合は、エアコンのつけっぱなしはおすすめできません。
夏は昼間の暑さで疲れもたまりがちです。その上、夜中にも暑さで目が覚めてしまっては、昼間の疲れを取ることができません。もしも暑くて夜中に起きてしまうような場合は、エアコンを朝までつけて気持ちよく眠ることもひとつの方法なんです。
その場合、エアコンの設定温度は下げすぎず室温が28度前後になるようにし、タオルケットやパジャマなどで体温調節をするようにしましょう。
エアコンで眠る夏の夜に、長袖パジャマ・女性には七分袖のパジャマがおすすめです♪
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