ポカポカと暖かい日が増えて、とっても気持ちがいい季節になってきましたね。
今年から社会人デビューをしたり、転勤で新しい土地で暮らし始めたりと、いろいろと新しいことがスタートする方も多いことと思います。
春は肌トラブルが起きやすい季節
暖かくて過ごしやすい春ですが、環境が変わることで精神的に不安定になってしまうことも少なくありません。
精神的に不安定になっていることに加えて、風が強い日が多く、空気中にホコリが多いこの季節は、どうしても肌も不安定になりがち。
化粧のノリが悪い、吹き出物が増えた…など、様々な肌トラブルを引き起こす原因が多い季節でもあるんです。
ホコリや花粉をたくさん含んだ空気を浴びた肌をそのままにしておくと雑菌が増えたり毛穴がふさがってしまったりして、肌トラブルのもととなってしまいます。
春の肌トラブルを防ぐための第一歩として、洗顔は欠かせません。
ただ、その洗顔の方法が間違っていると、かえって肌を傷めてしまう結果にも…。
間違った洗顔は逆効果に
ホコリっぽい季節だからと言って、1日に何回も顔を洗ったりしていませんか?
実はあまり頻回に洗顔をすると肌にとって必要な皮脂までも洗い流すことになってしまい、乾燥肌を招いてしまうんです。
皮脂が不足して乾燥肌になってしまうと、肌はその乾燥した状態を改善しようとして皮脂を余分に出してしまうということに。
つまり、自分は脂性肌だと思っている人や顔がすぐにテカってしまうと思っている人の多くは、肌の内部は乾燥状態にある可能性が高いのです。
肌を守るためのバリアの役割も担っている顔の皮脂は、必要以上に落とさないようにしましょう。
とは言え、起きたばかりの顔や外出先から帰宅した後の顔には、皮脂や汚れがたくさん付いています。
一般的に皮脂は6時間前後で酸化し始めると言われています。
皮脂が酸化すると肌の黒ずみや吹き出物の原因になってしまうので、長時間顔を洗わないというのも間違いです。
このことから、朝起きたときと帰宅後の1日2回の洗顔がベストだと考えられているのです。
また、顔の汚れをしっかり落としたいからと、強い洗浄成分が入った洗顔料でゴシゴシと顔を洗ってしまうのもNGです。
洗浄成分の強い洗顔料は肌に刺激が強すぎて肌荒れを招いたり必要な皮脂まで落としてしまったりします。
そしてゴシゴシと強くこすると摩擦で肌の角質を傷つけてしまいバリア機能を失わせてしまうので、ひかえるようにしましょう。
正しい洗顔方法
肌の汚れを落としつつも必要な皮脂は残すようにするためには、正しく顔を洗うことが大切になってきます。
洗顔料はあまり洗浄成分の強いものは使わないようにし、特に肌が弱い人は敏感肌用の洗顔料を使うようにしましょう。
洗顔料をしっかり泡立てて肌にのせ、手指があたらない程度の力加減で優しく肌の上で泡を転がすようにして洗うようにします。
洗顔料が顔に残っていると肌荒れの原因になります。
ぬるま湯で丁寧に泡を洗い流すことも忘れずに。
顔を拭くときにゴワゴワの固いタオルでゴシゴシ拭くことも避けましょう。
優しい素材の柔らかいタオルで優しくおさえるようにして、顔の水分を拭き取ります。
洗顔後のスキンケアも忘れずに行いましょう。
洗顔後に顔をそのままにしておくと水分が蒸発してしまい乾燥肌になってしまいます。
顔を洗った後はすぐに化粧水をたっぷりとつけ、最後に蓋をするように乳液をつけます。
このように、ちょっと洗顔方法を見直すだけでも春の肌トラブルを予防することは可能です。
毎日行う洗顔ですから丁寧に正しい方法で続けるようにしたいですね。
パジャマ屋ではオーガニックコットン使用の、肌に優しいタオルも取り扱っています。
ふんわりと柔らかいタオルで顔を拭いて肌を守ってあげましょう。
お肌にやさしい タオル
https://www.pajamaya.com/c/0000000645/0000000400