寒い冬がようやく終わって、暖かい春がやってくると本当にホッとしますよね。
春は様々なことがスタートする季節です。
冬の間には「春になったらあんなことをしよう」「こんなことをしたい」と思ったりするものです。
でも、そんな気合いが空回りして、なんとなくけだるかったり眠かったり…そんな気分になってしまう人も少なくないと思います。
春って意外と身体が思うようにならない季節なんですよね。

春の代名詞、花粉症

春の不調 杉 花粉症

春と言えば花粉症を思い浮かべてしまう人は決して少なくないと思います。
花粉症患者は年々増えていて、今では5人に1人もの割合で花粉症に悩む人がいると言われています。
そういう私も花粉症ですが、近頃はスギの時期が終わってヒノキ、そしてブタクサにも反応するようになってしまい、気がつくと梅雨近くまでグズグズしているようになってしまいました。

 

花粉症になるととにかくくしゃみと鼻水が止まらず、目が痒くなったり、肌がカサカサになってしまったりと、様々なトラブルを起こしてしまいます。
できるだけ症状を軽くして日常生活に支障が出ないように過ごしたいですよね。

 

くしゃみや鼻水がひどい場合、マスクは必需品ですが、同時にメガネをすることでもだいぶ症状は緩和されます。
花粉との接触をできるだけ減らすことが大切なので、室内に花粉が入らないように注意が必要です。
外出時にはナイロン素材のような毛羽立ちの少ない上着を着て花粉が付かないようにし、帰宅後は家に入る前に付着した花粉を払い落としましょう。

 

外出前に、静電気防止スプレーを衣類に吹き付けておくのも効果的です。

また、残念ですが布団を外に干すことも避けたいところです。
布団用の掃除機や小型の布団乾燥機なども出ているので、上手に利用したいですね。
室内に入って空気中に舞っている花粉は、人が寝静まって空気の流れが落ち着くと一晩かけて床の上にたまります。
バタバタと活動すると、また花粉が舞い上がってしまいますので、起床したらまず、サッと掃除をしてしまう習慣をつけましょう。
空気清浄器の使用も花粉を取り除くのにおすすめです。

ヨーグルトの乳酸菌が花粉症に効果

最近はヨーグルトの乳酸菌が花粉症に効果があるとも言われています。
乳酸菌をしっかり取ると腸内の善玉菌が増えて免疫力が上がるそう。
これによって身体が外部からの刺激に強くなり、花粉症が軽くなる効果が期待できるのです。
とは言っても、春になってから突然ヨーグルトを食べても効果は出ません。
普段から毎日ヨーグルトを食べるようにしましょう。

春の紫外線に注意

春の紫外線に注意

春先は日差しが暖かくてとても気持ちがいいですね。
でも、ちょっと待ってください。
真夏ではないからと言っても、春先には既に紫外線がだいぶ強くなっています。
まだまだ空気が冷たいと感じられる3月でも、紫外線は残暑厳しい9月と同じぐらいの量があるので、注意が必要です。
春のお散歩は気持ちのいいものですが、日焼け止めを塗ったり日傘や帽子を使ったりして、紫外線を浴びないようにしましょう。
紫外線対策は、早いに越したことはありません。

春はどうして眠くなるの?

眠る猫 春はどうして眠くなるのか

暖かくなったらやる気もでてきていろいろなことを始められると思っていたのに、なんだかいつもだるくて眠くて、何もする気が起きないという人は多いようです。
人間の身体には血圧や心臓の動き、食べた物の消化、体温などをつかさどる自律神経があります。
自律神経には、活動を促す交感神経と身体を休ませる副交感神経があって、お互いがバランスを取っています。
冬は寒さが刺激となるため交感神経が優位に働くのですが、春になると刺激がなくなり副交感神経が優位に働くようになります。
そのため春は眠くて眠くて仕方がないという状態になるというわけですね。

 

昼間に眠い時には、ほんの短い時間でもいいので昼寝をしましょう。
15分から20分程度の昼寝は、頭をスッキリさせる効果があると言われています。
また、夜はお風呂でゆっくり温まって、リラックスしてベッドに入りましょう。
春の夜は、時に蒸し暑いこともあります。
パジャマや布団も通気性の良いものにすると、心地よく眠れますよ。

 

コーヒー ゆったりした気持ちで過ごす時間 様々なことがスタートする春。「がんばらなくちゃ」と焦るよりも、ゆったりした気持ちで過ごすのも、方がいいのかもしれませんね。

 

 

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