この季節の旬の味といえば「たけのこ」がありますね。

「たけのこ」には……グルタミン酸やアスパラギン酸などのうまみ成分や、茹でたあとにでる白い粒状のチロシンなどの【アミノ酸】が含まれ、疲労回復に効果があります。
そして、【カリウム】も豊富です。ナトリウム(塩分)を排出する役割があり、高血圧などの方にもおすすめです。足のむくみをとる作用もあるとされています。
また、【食物繊維】を豊富に含むので、便秘や大腸がんなどの予防にも効果が期待されています。

(※食べ過ぎると、便秘やアレルギー、肌荒れの原因にもなるので注意。)

それでは! このたけのこ1本、無駄なく食していきましょう♪

 

姫皮の梅和え

 

めっくの健康レシピvol.3 筍の姫皮の梅和え

たけのこの姫皮80g(一口大に切る)に、和え素をあえるだけ。
仕上げに鰹節を少々振りかけて盛り付けます。

 

和え素

梅干し(大きめ1~2コ)
はちみつ(小さじ1)
めんつゆ(少々)をよく混ぜる

 

日持ちもするし、ちょっとしたおつまみにさっと出せます♪

 

穂先の洋風和え

 

めっくの健康レシピvol.3 筍の穂先の洋風和え

 

やわらかな穂先を使った和え物。木の芽和えや胡麻和えなどもおいしいですね。
マヨネーズとヨーグルト、お味噌でサラダ風にするのも好き。
でも今日はちょっと洋風にクリームチーズで和えることにしました。

 

たけのこの穂先200g(大きめの櫛切り)にオリーブオイルと塩少々をからめて、
オーブン(トースター、グリル、フライパンでもOK)で、両面に焼き色がつくまで焼き、ソースで和えるだけ。

 

ソース

クリームチーズ(60g)
牛乳(小さじ2)
白すりごま(小さじ1)
レモン汁と塩(少々)    をよく混ぜる

お好みで、チャイブやセルフィーユなどのハーブを添えて♪

 

Recipe.3 中心部・下部をつかったチヂミ

 

めっくの健康レシピvol.3 筍の中心部・下部をつかったチヂミ

 

中央部や下部は、煮物、炒め物や炊き込みご飯など歯ごたえを楽しむのにむいています。

たけのこ(細切り)
干しエビ(お好みで。たくさんの方がおいしいですよ)
ニラ(1/4束ほどを2センチに)
松のみ(あれば)
ごま油(小さじ1)

生地

米粉(50g)
片栗粉(大さじ2)
卵(1コ)
水(60cc、こんぶ出汁でも)
すりおろした長芋(50g)
醤油(小さじ1)

つけダレ

ごま油:醤油:酢=1:1:1
お好みで、にんにく・韓国唐辛子・一味・豆板醤・お砂糖やはちみつを入れてもおいしいですよ。

 

作り方

① 生地をよく混ぜたら、具を加えてからませる。
② フライパンに油をうすく引いて、丸く平らに流しいれ、
弱~中火で焦げ目がつくまでじっくり焼く。
③ 上の面に少し、醤油を垂らして、ひっくり返し、反対側も同じように焼く。
ここでごま油を生地の周りから垂らして、香りづけをする。
両面が香ばしく焼けたらできあがり♪ つけダレにつけてどうぞ。

 

たけのこの下処理方法

 

たけのこを手に入れたらできるだけ早くした処理を!
時間とともに、えぐみがまし、固くなってしまいます。

 

1.たけのこは外側の皮を2~3枚むき、火が通りやすく、皮をむきやすいよう穂先を斜めにそぎ、皮の部分に縦1本に切れ目を入れます。

たけのこの下処理

 

2.深さのある鍋に「たけのこ」「米ぬかふたつかみ」「赤唐辛子2本」とかぶる程度の水を入れて火にかけます。
たけのこが浮かばないように落とし蓋をして、強火で沸騰したら中火~弱火にして 40分~1時間煮ます。
根元に竹串がすっと通ればOK.そのまま熱が取れるまで置いておきます。

 

たけのこの下処理 火にかける

 

3.熱がとれたら、水にとって、切れ目から指を入れて皮をむき、ぬかを洗いおとします。

※ぬかがない場合は、「お米のとぎ汁、生米、重曹と煮る」「大根おろしの絞り汁に漬ける」などいろいろな方法があるようです。

 

たけのこの保存方法

 

冷蔵庫に保存したいときは、たっぷりの水につけて保存します。
毎日、水を取り替えれば、1週間ほどもちます。

冷凍庫に保存したいときは、汁気と一緒に冷凍します。
✓お好きな味をつけて炊き込みご飯用
✓おからを炊くとき用に大きさを合わせて、使う分量ごとに小分けにしておく
などすれば、とっても便利です。

ぜひ、保存の際には試してみてくださいね♪