スタッフの菅原です。
2/4(土)は立春、暦の上では”春”を迎えたこの週末、あたたかい日差しの中、
私たちは、「株式会社さがみこファーム」と共同でイベントを開催しました。
“眠れるからだの作り方”をテーマに、五十嵐さんを講師としてお迎えし、
さがみこベリーガーデンで収穫されたブルーベリーを使い、フルーツ発酵酢を作ります。
午前はさがみこベリーガーデンのソーラーシェアリングを見学。
午後は収穫されたブルーベリーを使った「フルーツ発酵酢作り」のワークショップ。
発酵酢の魅力と食と眠りの関わりを知り、盛りだくさんな学びのある時間となりました。
今回、2日間のイベントを通して、私たちがこれから取り組んでいく、
眠りを軸にしたお客様との接点作り、学びの面白さ、楽しさ、を体感することができました。
私たちが提供できるのは「眠り」と紐づいた学びです。イベントでの学びを自分の暮らしの中へと持ち帰って頂けたら幸いです。
そして、何より大切なのは、参加者も企画する私たちも、わくわくとした気持ちであること。
そんな想いを込めてイベントを企画しました。
五十嵐さんとの打ち合わせで伺った、
・近年、味噌や醤油など”発酵”に注目されている中で1番手軽に取り組めるのが「お酢」
・手前みその文化を取り戻したい
・料理は目の前で会話をしながらするからこそ・・・。
というお話しは企画を進めるうえでわくわくが増した大きなポイントになりました。
さて、今回は、我が家の味を作る、そして、発酵を学ぶ第一段階としてとても簡単な「フルーツ発酵酢づくり」にチャレンジです。
どんな4時間だったか、ぜひ、最後までおよみください。
当日の体験レポート
当日は10時にさがみこベリーガーデンに集合し、見学からスタートです。
一般家庭約80軒分の発電が可能な太陽光パネルの下には、33種類、1100本のブルーベリーの苗が並んでいます。
中には、500円玉くらいの大きさになるものもあるんだとか。
ブルーベリーの季節には、ぜひ見て味わってください。
ソーラーシェアリングによる観光農園が行う、地元の小学生、中学生の職場体験や、
災害時の自治会への電力供給など、地域に根差した取り組みについても伺いました。
農園見学での体験は「受粉体験」
午後から使うブルーベリーがどのように栽培されているのか説明を受けながらの体験。
ともすると、ぽきっと枝が折れてしまう繊細さに緊張したり、なかなか上手につけられないものだったり、
お花ひとつがそれぞれにおいしい実になるかと思うと丁寧に慎重になる~と感想もいろいろでした。
お家でブルーベリーを植えているのに実がならないという方がいらっしゃったら、
ブルーベリーは「他家受粉」なので同じ品種同士で受粉させても果実が実らないそう。
隣にもう一本、別品種のブルーベリーを植えてみてくださいね。
さて、事務所に移動して、軽食を挟んで午後からはフルーツ発酵酢づくりの体験です。
「土とシェフ」代表の五十嵐創氏に監修頂き、午前中に見学した農園で採れたブルーベリーを使い、ブルーベリー酢を作ります。
ワークショプではStep1の「仕込み=糖度調節と酵母添加」をしました。
これから約半年かけてアルコール発酵→酢酸菌添加→酢酸発酵→熟成を経ておいしい「お酢」になります。
夏に収穫され、冷凍されたブルーベリーを使っての仕込みは、もう、手が冷たくて… 。
潰しの作業も盛り上がりました!!
潰し切れたら、お砂糖を入れてちょうどよい糖度に調整します。
最後に、それぞれの瓶につめて今日から「お酢育て」が始まります。
ブルーベリーの潰し具合、水の量、砂糖の量、自身の手にいる常在菌の具合で、
みんな同じように作っても同じようにできないのがお酢づくりの面白いポイントです。
これから約半年かけて、たっぷりと愛情込めて「うちの子」を育てていきましょう!
お酢育ての途中では子育てのように、心配事や嬉しいことが色々と起きてくるもの。
そこで五十嵐さんと私たちスタッフ、そして今回参加された17名のみなさんが交流できる
「LINEグループ」も立ち上げてみんなで子育てを楽しめるようにサポートしてまいります。
帰宅した日から、早速それぞれのアルコール発酵の様子が投稿され、五十嵐さんからのアドバイスもあり、盛り上がっています。
20日前後には、次のステップへ進む方も増えてきそうです。
お酢が完成したらみんなで飲み比べしてみたいですね!
今後もみなさんに楽しんで頂き、学びにつながるようなイベントを企画して参ります。
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・プレスリリース:2/4(土)・5(日)お酢づくり体験ワークショップ開催!株式会社フレックス×株式会社さがみこファーム
共同企業
株式会社さがみこファーム(神奈川県相模原市、代表 山川勇一郎)
株式会社 土とシェフ(神奈川県相模原市、代表 五十嵐 創)
私たちにできること サスティナブル&SDGsな活動記録
サスティナビリティ 〜目標に向かって、できることを、粛々と〜
・橋本の街づくりの一助となる活動 (ターゲット:11.7 / 15.2)
・神奈川県100%再生可能エネルギーの導入(地産地消)、神奈川の太陽を使ったエネルギー(ターゲット:7.2)