二十四節気は、迎える清明(せいめい4月5日)。なんと清々しい響きでしょう。清く明るいという、透明な春の日差しや、若い緑を潤わせる春の雨を思い起こさせる響きです。今年、関東地方の桜は満開の時期を冷たい雨で過ごしました。咲き誇る桜を見ながら、残念な気持ちもありましたが、瑞々しく春雨滴る桜の花は、それもまた美しいもの。そして、今日は久しぶりの日差しの中で、雨が降り続いても咲き耐えた桜は、あちらこちらで絶え間なく花びらを散らし続け、飽きることなく見続けられる景色でした。どんな空間や条件でも毎年咲き始めから散るまで、すべての姿が麗しい桜に改めて思いを寄せた今年の春です。

2023.04.03