朝目覚めてキッチンへ行くと、忙しく朝食の支度をする母の横で店長が何かに集中していました。お弁当を詰めているようです。ちいさな俵型のおにぎりになにかを描いているようにみえました。

 

あれ?おにぎりなのにピンク色?

 

と、のぞいてみると桜の花塩漬け。それをキレイに飾りつけ、ゆでた絹さやで葉っぱも描いていました。

 

いずみ店長のてづくりおにぎり

 

今でこそPCやスマホで検索すればいくらでも情報が引き出せますが、○十年前の中学1年生だった姉が、どこでそんなアイディアを見つけたのか…。

桜の木が庭にあったわけでもないのに、桜の塩漬けが我が家にあったのもなんだか不思議。

母もお料理好きだったので、いろいろアイディアを練っていたのかな?

とにかくあの日の美しいおにぎりは衝撃的で、今でも映像が鮮明に残っています。

 

店長は、何を作るときも絶対に「ま、いっか」ということがありません。

パジャマしかり、ラッピングしかり。もちろんお料理も。

あの日からずっと、本当にすごいな~と思わせ続けてくれる姉なのです。

 

いずみ店長のおにぎりを再現

で、毎日忙しい店長に再現したおにぎりを見せてびっくりさせようと思ったら…
本人全然おぼえてませんでした~’`,、(‘∀`) ‘`,、

 

材料

炊いたごはん(雑穀入り)……400g

釜茹でしらす…….大さじ3

ルッコラ……適宜(飾り用に新芽)

実山椒の塩漬け……大さじ2

桜の花の酢漬け……8輪
※桜の花の酢漬けは見つけにくいかもしれません。塩漬けの塩を振り落とし、浸るくらいの酢で漬けてもいい。お好みで梅酢や甘酢でもOK。

 

作り方

1.ごはんにしらす、実山椒、ルッコラのみじん切りを混ぜる

2.1を8等分し俵型のおにぎりを作る

3.桜をきれいにあしらい、ルッコラの葉も飾る

4.食べやすい様にラップで個別に包む