出産以外で入院をしたことのない元気だけが取り柄の大口です。 そんな私ですが、最近、友人から入院・手術したという話を聞きまして、自分自身も素敵年齢の自覚がありますし、元気だと思っていても、いつ病院のお世話になるかわからないと思うようになりました。 そこで、今回は、入院について少し考えてみました。

入院のケースってどんなものがある?

「まさか自分が入院するなんて」   入院した人はきっとそう思うことが多いのではないでしょうか。 私自身も、誰にでも可能性はあると頭では分かっていながら、どこかで他人事のような気がしています。   そうは言っても、いつ「その時」がやってくるかもしれません。 あるいは、親がいつそうなるかわかりません。   では、どんな時に入院の可能性があるのか、調べてみました。私のように、「まさか自分が・・・」と思っている方、ぜひ一緒に考えてみませんか。 入院するケースは、計画的な入院と緊急性の高い入院がある 入院するケースとしては、大きく分けて計画的な入院と緊急性の高い入院があります。 計画的な入院というのは、検査入院や手術のために予定されたもの、あるいは病気の治療のためやリハビリというケースもありそうです。 一方で緊急入院といえば、事故や怪我、急性疾患などがそれにあたります。 計画的な方はまだしも、緊急入院なんて「まさか自分が」と思ってしまいます。   緊急の場合だけでなく、計画的な入院だとしても、入院中は患者という立場になり自分のペースを作ることは難しいと言われています。病院側が決めたことを守らなければなりませんし、退院したくても自分のペースで退院とはいかないのが現実でしょう。   だからこそ、少しでもストレスがないように物も心も備えておきたいものです。

万が一の時も慌てない入院の備えとは

入院するような事態はない方が良いに決まっていますが、そうは言っても可能性はゼロではないので、物も心も準備をしておくことが大事だなと思います。 まずは、用意しておけそうなものをピックアップしてみました。 入院に備えて準備しておけるもの 1. 入院バッグ   入院する際に最低限必要となるものを一式バッグに入れて、家族にもわかるようにしておくと慌てなくてすみそうです。

「パジャマ・羽織」

脱ぎ着しやすい前開きのパジャマがおすすめ。横になっている時間が多い入院中ですから、寝返りしやすい睡眠を妨げない着心地も大事です。 その点、ノビーゼでしたら、そっと寄り添うように伸びる生地が体を休めるための入院にもぴったりです。ガーゼ生地で乾きやすいのも良いですね。 優しい肌触りと、派手ではない色が病院という特殊な場でも活躍しそうです。 院内の室温は一定に保たれていますので、病室にいる際は必要ないかもしれませんが、病室から出る際は、一枚羽織れるものがあると安心です。

入院に備えてパジャマ・羽織の準備

「下着、靴下」

入院日数が決まっていれば良いですが、そうでなくても数日分を用意しておくと良いですね。入院の理由にもよりますが、前開きの下着などと指定がある場合は、決まってから準備しても良いと思います。事前に準備しておくとしたら、普段使っているもので、あまり締め付けないようなタイプのものが良さそうです。  

「ルームシューズ」

診察や検査に行くこともあるでしょうし、売店に行くこともあるでしょう。スリッパよりは、滑りにくいルームシューズのようなものがおすすめです。脱ぎ履きしやすいもの、自分の好きな柄のものなら病院生活も少し気持ちが上がりそうです。  

「洗面用具・生活用品」

シャンプーなど入浴に必要なもの、歯ブラシ、歯磨き粉、ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、マグカップ、タオル、エコバッグなど一通りあると良いでしょう。また、男性の場合はシェーバー、女性でしたら化粧水等基礎化粧品、生理用ナプキン等もあると安心です。 入院に備えて洗面用具・生活用品 2. 書類関係 病院関係の書類は、いざその時にならないと手元にないわけですが、普段から備えておくことができるものもありますね。 健康保険証や診察券、服用している薬についてお薬手帳があればわかるようにしておくと安心です。 その他に、緊急連絡先のリストを作って家族と共有しておくことも重要ポイントですね。特に、仕事をしている方は、勤務先情報などもわかるようにしておくと良いと思います。 他には、保険の書類もわかりやすい場所に置いておくのがベストですね。   3. 費用 入院となれば、それなりに費用がかかります。普段から家計の見直し、保険の見直しをして、準備しておくと少しは安心材料になると思いました。 特に、保険については、どんな時に適用されるのか内容を把握していないと、いざ使おうと思ったら使えないということも起こり得るのでこの機会にチェックしておこうと思います。   4. 心 自分や家族の入院となれば、気持ちも落ち着かないものですが、それでも物の準備をしておけば、心の準備もできるというもの。「いざという時にマイナス思考になりすぎないようにしよう」といった心の準備をしておくことも大切なのではないかと思います。 入院に備えて心の準備

家族との情報共有も大事

入院バック等について書き出してみと、旅用品と似ているなと感じました。私は、一人旅が好きで、よくふらりと出かけるのですが、キャリーケースに洗面用具などは常に用意してあります。 また、災害時に持ち出すものにも似ています。 あるかわからない入院のためと思うと、少々億劫に感じますが、旅に持って行ってもいいし、災害時にも役立ちそうだと思えば準備しておいて損はないと感じました。 また、事前に全て入れておけないのであれば、せめてリストにしてわかりやすい場所に貼っておくというのも良いと思いました。 それがあれば、もし自分が入院するとなっても家族がそのリストを見て準備できます。 ないに越したことはない入院ですが、もしもの時にはこうした用意があるかないかで大違いだなと感じました。 ぜひこれを機会に皆さんもご家族と一緒に準備してみてはいかがでしょうか。


 

突然の入院でも慌てない

▶︎突然の入院でも慌てない!経験者に聞いた入院準備リスト

 

<次回記事>

入院生活を快適に過ごすために

<関連記事>

大口さんによるコラム https://www.pajamaya.com/motto/nerumaga/column/7747/ https://www.pajamaya.com/motto/nerumaga/column/7459/