今年も暑い夏になる予感。二十四節気は夏至(げし6月21日)、一年で最も日が長く夜が短い日を迎えます。これから真夏の暑さを受け止めなければならない時なのですが、実は、この日から暦は秋に向かいます。七十二候は、乃東枯(なつかれくさかるる6月21日~25日)、菖蒲華(あやめはなさく6月26日~30日)、半夏生(はんげしょうず7月1日~6日)と続きます。真冬に芽を出したウツボソウとも呼ばれるナツカレクサは枯れ、鮮やかな紫色のハナショウブが咲き、カラスビシャクの別名を持つハンゲが生え繁る頃。夏の盛りの植物界の様子を表した候となります。
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寝具の一つ、枕。皆様、お使いの枕に満足していらっしゃいますか?枕選びは大変です。仰向けで寝るのか、横向きに寝るのか、高い枕が好きか、低い枕が好きか…、様々な条件を超えて、心地良く眠れる魔法のを持っている人はいるのかしら?と、思うほど、私は、枕を持っています。これが良いかと思い、使ってみるとちょっと違う、の繰り返しが枕持ちになっているわけです。
最近の研究で、枕の高さと疾病率にある関係があることが発表されました。高い枕(12㎝以上)を使う人には脳卒中の一因である、特発性椎骨動脈解離の発症率が高いという、名付けて「殿様枕症候群(Shogun Pillow Syndrome)。日本では江戸時代後半(17~19世紀)に殿様枕と呼ばれる高く硬い枕が市民の間で広く使われたそうです。そのことは、江戸時代の随筆に高さ4寸(約12センチ)だと髪形が乱れないが、3寸(約9センチ)の方が長生きできるという意味の記述があり、そこから名づけられたそうです。
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