こんにちは。梅雨のジメジメと夏の暑さが苦手な大口です。 夏までに少しは体型もスッキリさせたい!と毎年思うのに、毎日のご飯が美味しくてダイエットがなかなか進みません。 そんな健康体で入院とは無縁でここまできた私ですが、素敵年齢になった最近は周りで入院の声をたびたび聞くようになりました。そこで、今回は入院をした際に少しでも快適に過ごすために準備できることを調べてみました。
快適な入院生活のためになぜパジャマ選びが必要?
入院することになった場合、誰しもが憂鬱な気持ちを持つと思いますが、快適に過ごせる準備をすることで少しでも前向きな入院生活を過ごしたいものです。 入院準備には様々なものがありますが、中でも重要視したいのがパジャマ選びです。平常時と違い、入院中はほとんどの時間をパジャマで過ごします。体が快適であることはもちろん、心がリラックスできるパジャマを選んでゆっくり過ごすことは休養期間として重要だと思いませんか。 パジャマを選ぶ際のポイントは、素材とデザイン。素材は、生地の種類や編み方・織り方などの違いです。デザインは、色柄だけでなく、入院の場合は診察の受けやすさなどを含めベッドにいる時間が長いことから寝返りの打ちやすさなども快適な入院生活に欠かせない点ですね。 病院によってはレンタルもありますし、緊急入院の場合や洗濯が難しい場合などは利用するのも一つの方法です。それでも、1日中着て過ごすものですから、可能な限り体と心の休養に向いているものを準備したいと思います。 ただし、コロナ以降パジャマからタオルまで一切持ち込みができない病院もあるので入院する際は確認したほうがよさそうです。
生地ごとの快適性を知る
パジャマ選びのポイントの一つ、素材について。素材には、天然繊維・化学繊維・混紡繊維などがありますが、過ごしやすさや体への負担を考えると天然繊維が良さそうです。天然繊維にも様々な種類があり、織り方・編み方によってもその風合いは違うようです。 どうせなら、体も心もリラックスできるようなお気に入りを見つけたい! ということで、断然おすすめの天然素材3つをご紹介します。
「綿(コットン)」
通気性に優れ、吸水力も高いので汗をかいても安心。同じ綿でも糸の種類や太さ、織り方などで種類が多く分かれます。中でもガーゼはふんわりと柔らかく肌馴染みの良いのが特徴です。ガーゼは目の粗い生地なので、熱がこもりにくく入院中でも快適そう。 パジャマ屋の『ノビーゼ®』なら、特殊な紡績技術により伸縮性をプラスしているので、体の動きに優しく寄り添い寝返りもしやすいのです。
「シルク」
人の肌の成分に近い多くのアミノ酸で構成された天然繊維のシルク。肌によく馴染み、吸湿性・放湿性にも優れていると良いこと尽くし。 そんなシルク素材はパジャマだけでなくピローケースもおすすめです。病院の枕カバーだと、寝返りをするたびにゴワつきがありますが、シルクの枕カバーを持参すれば肌触りも良くお肌や髪の潤いまで助けてくれる嬉しい素材です。入院状況によっては洗髪ができない場合もあるので、その際は気持ちの良いタオルを用意しても良いかもしれません。
「麻」
フラックス(亜麻)という植物の茎から作られる天然素材のリネン。吸湿性・吸水性・速乾性に優れ、生地の強度も高いのが特徴。麻ならではの風合いを好む人も多いですね。 強度がある分、伸縮性が劣る麻ですが、パジャマ屋では、肌触りの優しい綿と合わせ、さらに伸縮性をプラスした特殊な糸でパジャマを作りました。 そっと体の動きに合わせて寄り添うような少しの伸縮性があるだけで快適さは格段に上がりました。
デザインの違いで選ぶ
素材に続いて、デザインも気をつけたいポイント。 入院という特殊な状況では、家にいる時とは事情が違います。毎日診察、検温、血圧測定などもあるはずです。場合によっては点滴をする場合もあるでしょうから、入院向けのパジャマが必要です。 基本的には、かぶるタイプより、前開きのもの。着替えを手伝ってもらうような場合にも着脱しやすいです。 上下はセパレートのものが◎。点滴のチューブを使う場合なども上下が分かれている方が便利だそうです。
また、病院内は一定の温度が保たれているので、半袖より長袖がお勧め。袖口は余裕があるものだと血圧測定や採血があった時も腕を出しやすいですね。逆に足の裾口は、やや窄まっているものなら寝ている間に裾が捲れ上がるのを防げて足の冷えを予防できそうです。 色は派手すぎない方が良いですが、せっかくのマイパジャマですから、お気に入りの色を選んで少しでも気持ちを上げたいなと思います。 さらに、羽織物が一枚あると、少し肌寒い時はもちろん、廊下に出る時や、面会の人が来た時に活躍します。よそ行きである必要はないのですが、パジャマだけだといかにもパジャマという印象が拭えませんが、羽織れるものがあるとちょっとよそ行き気分になり、人と会う際も安心できます。
いかがでしたか。 私のように今健康であっても、そして誰にでも可能性のある入院生活。 上手に歳を重ねつつ、いざという時に慌てないように準備をしておきたいものです。 もちろん、パジャマ以外にも快適に過ごすグッズはたくさんあります。こうした準備は、元気な時だからこそ、おおらかな気持ちで備えられると思いました。 皆さんもぜひこの機会に少し考えてみませんか。
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大口さんによるコラム