メディカルハーバリストとのスペシャルな出会い
暑い日が続いていますが、皆さまお健やかにお過ごしでしょうか?
パジャマ屋スタッフのめっくです。
皆さまハーブと聞くとどんなものを思い浮かべますか?
お弁当に彩りにパセリ、トマトにバジル、エスニック料理にかかせないパクチー、大手コーヒーショップにはシナモンのトッピングがあったり、身近に感じる方もいらっしゃるかと思います。
私が小さいころ住んでいたおうちの庭には、和薄荷があり母が摘んで香りをかがせてくれたことを思い出します。思えばあれがハーブとの出会いだったかな?
紫蘇やみょうが、山椒などもハーブに分類されると思いますが、西洋ハーブにはまだまだ聞いたこともないものも存在します。そしてそれぞれに様々な効果が望め、生活に役立つ効果があるとされています。香りやお花のいでたちもなんだかロマンティックで癒されます。
20年くらい前アロマテラピーの勉強を始め、そのエネルギーの強さに圧倒され、もう少しマイルドな方法ないかな~となんとなく思い始めた頃…
その方は地元の無農薬野菜などを販売しているマルシェで、ハーブティーやコスメなどを販売していらっしゃいました。
お野菜メインのお買い物でしたが、何気なく手に取ったハーブティーが 「ラベンダー&スイートマージョラム」のシンプルなもの。
当時「よく眠れなかった」という記憶はないのですが、その日の夜、ティーを飲んだら…
ばったりと倒れるように眠りについて朝まで熟睡していたのです。
「あぁ!眠るってこういう事だったんだ!」
と実感した私は、Japan Herb Science(ジャパンハーブサイエンス、以下JHS)の石井智子先生に会いに足しげくマルシェに通ったものです。
先生の作ったハンドクリームや化粧水、芳香蒸留水などを体験し、その効果に驚きを隠せませんでした。当時先生が仲間内で魔女とよばれていたのも納得です。
あれやこれや聞きたい私でしたが、先生のブースは人気なのでなかなかお話できず、業を煮やしちょっと噂に聞いていたワークショップを探し当てたのが2016年11月。
それからずっと石井先生とJHSのハーブは私の生活の一部になりました。
ハーブが自由に生きるJapan Herb Science (JHS)の圃場
風が吹き抜ける圃場でハーブたちは幸せに暮らしています
石井智子先生は、代表を務めるJHSで現在神奈川県相模原市で広大な研究圃場を持ち、その管理を行っています。
季節のハーブたちが、自分の住処を強制されることなく自由に生きている様は、見ている私たちのマインドまで解放してくれます。
JHSの圃場は、土づくりから始まっています。ハーブに必要な栄養素を持つのはもちろんのこと、菌根菌など良質の菌もたくさん含まれた柔らかな土。
前日土砂降りの雨が降っても、不思議なくらいぬかるむ場所はありません。水はけがよい土地を好むハーブの理想郷だと私は思っています。
もちろん、有機、無農薬、減肥で育つハーブは、安全で確かなもの。
その香りや効能もまた、格別で特別な気がします。
JHS代表のハーバリスト 石井智子先生
石井先生はハーバリストですが、土壌研究、栽培研究をされているその姿はほぼサイエンティストです。
セミナーの内容も実験室のような感じ。
膨大な知識があふれ出てくるので、急いで書いたメモが汚すぎて読めない…と真っ青になることも(何度でも教えてくれますが)
立ち止まることのない探求心は、日々新たな情報と発信をしつづけてくれます。
その忙しさの中、私たちメンバーの誰かが仕事に忙殺されそうになったり、ストレスを持っていると気付くと、メンテナンスに必要なハーブをさりげなく下さったり、体調を崩せば、惜しみなく役立つ知識を与えて下さいます。
↑しょーもない事を言っては呆れさせるめっく
根本にあるのは、優しさと愛なんだなぁ。 そんな訳で、私は先生の追っかけがやめられません笑
味わい深い香りを持つ特別なラベンダー
今回ブーケやサシェに使ったラベンダーは、ふたつの種類を掛け合わせてできた交配種「ラベンダー・グロッソ」
実はJHSのラベンダーに出会うまで、その香りが苦手だった私ですが、グロッソの持つ味わい深い濃い香りに一瞬で魅了されてしまいました。
その香りは強く、最も長続きすると言われています。茎・葉・萼には精油を溜め込んだ腺毛があり、腺毛から精油を分泌する事で香りを遠くまで漂わせます。また腺毛は触ると簡単に壊れるため、茎・葉・萼を軽く指で触ると心地よい香りが広がります。
やはりこの香りにほれ込んだいずみ社長は、今回パジャマ屋でお送りするラベンダーブーケやサシェを、寝室や枕元に置いて香りを楽しんでいただき、ねむれるカラダへのお手伝いになればと話しています。
性質:マイペース、安定、穏やか、調和性のある人との親和性があります。
特徴:不眠、不安、神経過敏、神経性動悸、鎮痛、抗菌、循環器刺激などに適しています。 特に鎮痛には、麻酔作用と言ってもいいほどの効果を望めます。
<サシェの利用法>
・枕もとに置いて香りを楽しむ
・お風呂に入れて浴用剤に
・クローゼットや下駄箱に入れて防虫・消臭
余談ではありますが、ラベンダーを収穫し、オイルやチンキを花の部分だけで作ったあとに残る茎や葉は、乾燥させて細かく切って下駄箱やゴミ箱の消臭に使ったり、庭先であぶると虫よけになります(火元には十分ご注意下さいませ)。ただ捨てるだけのところは1ミリもないのです!
ちょっとした知識は必要ですが、私たちJHSメンバーは、茎を使ってお香も作るんですよ!
とってもいい香りです。
特別なラベンダーで作った、特別なパジャマブーケ。 届いた皆様に、パジャマと香りでよりよい眠りが訪れますように!
\ラベンダーサシェのプレゼントキャンペーン実施中♪/
▼詳細はこちら
関連記事
■ラベンダーブーケ制作プロジェクトの様子はこちら