今年は珍しく梅仕事をしなかった大口です。毎年、簡単梅漬け、梅ジャム、梅酒などを仕込んでいましたが、今年は梅が不作で高騰していたこともあり、ここ何年かで初めて梅仕事をしない年になりました。そんな年もありますね。

条件反射で脳をうまく騙す

脊髄反射 梅干し

梅干しといえば、梅干しやレモンの画像を見ると唾液が出てきませんか。

「パブロフの犬」として有名な実験では、犬に鈴の音を聞かせてから餌を与えるように続けると、犬は鈴の音を聞いただけで唾液を分泌するようになります。それが条件反射と呼ばれるものですよね。
この条件反射は、動物の訓練などに使われている他、人間の学習や広告効果などにも応用されているのだそうです。
水の流れる音を聞くと、なんだか涼しい気がすることもある単純な私ですが、それもきっと条件反射の一つですね。

この条件反射は、うまく生活に取り入れると快適な暮らしにつながると聞いたことがあります。条件反射と言うと、何かがあった時にパッと体が動くようなこととイメージしがちですが、そうではなく、条件反射を使って脳を上手に騙すという感じです。

条件反射 睡眠スイッチ パジャマに着替える

寝る前にパジャマに着替えると条件反射で「さあ寝よう」とスイッチが切り替わりスムーズな入眠につながるのもその一つ。
そういえば、寝ているだけの赤ちゃんも、昼間と夜では着替えさせてあげると生活リズムがついていくと育児書で読み私も実践していました。
大人も子どもも同じで、生活リズムをまず意識的に取り組むことにより条件反射が動き出すわけです。どうも寝つきが悪いという方は、生活リズムの一つとしてパジャマに着替えるを取り入れて、脳が寝る時間だな”と条件反射を起こすようにしてみるのも一つの方法としてアリではないでしょうか。

 

 

肌に触れるものを意識する

ラグ 肌に触れるものを意識する

快適な暮らしをしたいと思っても、夏の暑さには参ります。少しでも涼しさを工夫しようと、昨年ひんやりが謳い文句のラグを購入しました。これで快適なリビングになると喜んでいましたが、しばらくすると、足に湿疹ができてしまいました。最初は、ラグのせいだと思わなかったのですが、どうも、そのラグに肌が直接触れていると、赤いぶつぶつができると気づき、そのラグに座るときはバスタオルを敷いて座っていました。せっかく買ったのにひんやりの意味なしです。
これまで特に自分は肌が弱いと思ったことはなかったのですが、それしか思い当たることがなかったので今年は、夏になる前に夏用ラグを天然素材のものに買い換えたところ、全く湿疹は出ません。それどころか、サラッとして座るのも気持ち良いのです。
本当にあのラグのせいだったのか、実際にそうした事例はあるのか調べてみました。

合成繊維 ひんやり素材 肌への刺激

近年ひんやりと書かれた冷感商品はたくさん出ていますが、接触冷感素材に多くあるのは、熱伝導率が高いポリエステルやナイロンといった合成繊維が多く含まれているのだそうです。熱伝導率が高いので、肌に触れた時に熱を素早く奪うことにより、冷たく感じるように工夫されているとのこと。
おそらく、私の場合は、この合成繊維にアレルギー反応が出てしまったように思います。
もちろん、そうした商品が悪いわけではありませんが、他にも、乾燥しすぎるなど体に影響がある報告例もあるとのことですので、直接肌に触れるものは自分に合ったものを選ぶことが大事だとあらためて感じた次第です。
私の場合はラグでしたが、最近は寝具や衣類にも冷感商品が多く出ているので、自分に合うか、また少しでも異変があれば使わないようにするなど注意した方が良いでしょう。

なぜパジャマが良いのか

パジャマ屋イズム ノビーゼパジャマ なぜパジャマが良いのか 他の衣類との違い

それほど肌が弱いと自分で感じたことはありませんが、そういえば以前ジャージを着て寝ていた時、時々痒さが合ったことを思い出しました。ジャージが肌に当たったからとは思えませんが、多少の影響はあったのかもしれません。
なぜなら、ジャージではなくガーゼパジャマを着るようになった今は、全く痒くなったりしないからです。
以前も書きましたが、私は長いことジャージをパジャマがわりにしていました。それが、パジャマを着るようになってからは痒みだけでなく、明らかに睡眠の質が変わったと自分でも感じます。
そもそもジャージは運動するために作られています。動きやすさの面は良いですが、通気性や保温性など素材によっては睡眠に適さないものもあります。実際、私も冬はジャージの上にもう一枚何かを着て寝ていました。今考えると、着すぎだなと思います。

パジャマ屋イズム ノビーゼストレッチ2重ガーゼ七部袖パジャマ なぜパジャマがいいのかパジャマは、ゆったりと作られているので動きを妨げないだけでなく、通気性と保温性があります。体感として、この通気性と保温性の絶妙なバランスが睡眠の邪魔をしないのではないかと思っています。
さらには、寝返りの動きを妨げないのは本当に楽です。
先日も友人たちと二泊三日の旅行をしましたが、その際もパジャマを持参しました。ホテルでは用意されている寝巻きが突っ張る感じがある生地だったり、はだけやすい形だったりすることもよくあります。そうしたものを着て寝ると必ず夜中に目を覚ましてしまいます。パジャマはその心配なし。荷物になるのではと思うかもしれませんが、シワになっても気にならないので、圧縮バックに入れれば嵩張らず持っていくのも苦になりません。それよりも快眠の方が大事ですからね。

 

パジャマはやはり、睡眠のために適した素材や形で作られています。翌日疲れを残さないためにも、しっかり寝て疲れを取り充実した日々を過ごしたいものです。