11月も後半になり、朝晩寒さを感じる日が増えて参りました。
パジャマ屋にも温かいパジャマや小物のご注文が激増中。
私もフリースのパジャマを新調しました!
そんな中、そろそろお鍋が恋しいなーと思ったとき、ほかの材料は冷蔵庫にあるのに「きのこがない!」という事がありました…。
普段は忘れずに冷凍ストックもしておくのに…。と悲しくなった私でしたが!
あったあった塩漬けが~! かるく塩抜きしてお鍋にイン!お出汁が格段にレベルアップ致しました。
とっても簡単なので、ぜひみなさんも作ってみて下さい。
きのこの塩漬け
材料
〇お好きなきのこ(舞茸、エリンギ、えのきたけ、椎茸など)300g
〇お好きなお塩 9g(きのこの分量の3%)
*長期保存の場合は、20%くらいがおすすめです。
作り方
①清潔なビンか、熱に強いビニール袋などを用意する
②沸騰した湯に食べやすい大きさにしたきのこを入れ、さっと湯通しする
③ゆで汁を捨てずにきのこをざるにとり、よく水を切る
④ボウルにに熱いままのきのこと塩を入れまぜる
⑤用意したビンや袋に入れて保存する
少し時間をおくと各段に旨味が増して、とても美味しくなります。
出来上がった塩漬けは、炊き込みご飯、スープ、鍋、お蕎麦のトッピングにしても美味しいです。
好みの塩加減に塩抜きして使って下さいね!ゆで汁もスープやみそ汁に活用できますよ!
キノコ類には疲労回復や資質や糖質の代謝に必要な栄養素ビタミンB群や骨の健康やカルシウムの吸収に必要なビタミンDが含まれています。
水溶性のビタミンB群のひとつビオチンが多く、お肌や髪にとってもいいそうです。 水溶性、不溶性の食物繊維も豊富なので、腸内環境も整えてくれますね。
また、睡眠の質に大きく関わるGABAやオルニチンなども含んでいます。 お塩によって増えた旨味が、じんわりとカラダにしみわたりほっこりと美味しい気分を高められます!
3%なら冷蔵庫で1週間、20%のものは常温で1か月くらい保存できます(きのこを空気に触れさせない、毎日上下を返すなどなかなかの条件があるので、私は冷蔵庫にストックしてます)
簡単にできて旨味アップ、作らない手はありません。 ぜひいろいろな料理に活用してみて下さい!
国際食学協会認定 食学アドバイザー 島根 恵
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