睡眠は、健康な生活を送る上で欠かせないものです。しかし、ただ眠ればよいというわけではありません。
ぐっすり熟睡できないと、朝起きたときに疲れが残っていたり自律神経が乱れて頭痛やだるさ、冷え性やイライラなどの様々な体調不良を起こしたりすることもあります。
その日の疲れをその日のうちに取り除き、身体も心も元気な状態を取り戻すために、ぐっすりと質の良い睡眠を取るようにしたいですよね。
では、質の良い睡眠を取るためにはどうしたらよいのでしょうか?寝具やパジャマを自分に合ったものにする、寝室の環境を整えるなど、質の良い睡眠のためには様々な方法がありますが、そのひとつに眠る時の姿勢があります。正しい姿勢で眠ることで、身体の疲れを取り除き熟睡することができると言われています。
反対に、まちがった姿勢で眠ると腰痛や肩こり、身体のゆがみなどが引き起こされることにもなります。そこで、睡眠時の正しい姿勢について考えていきたいと思います。
仰向け寝は理想の寝姿勢
仰向けや横向きなど、寝る時の姿勢にもいろいろありますが、中でも最も理想的な寝姿勢は仰向け寝だと言われています。仰向けで寝ると身体の圧力が均等に分散されるため、血液が身体のすみずみまで循環しやすくなり、血栓ができにくくなります。
他にも仰向け寝には、寝返りが打ちやすい、呼吸が深くなるなど、熟睡するのに必要な様々なメリットがあります。
仰向け寝をする時には、手足を広げるようにします。このような姿勢で寝ると、手足からスムーズに放熱されるので体温が下がりやすく、さらにぐっすりと眠れます。また、仰向けで寝ると顔のしわやたるみを予防できるという、女性にうれしい美容効果も期待できます。朝起きたときに身体が痛かったりだるかったりする場合は仰向けで寝ると体圧を上手に分散できて、痛みやだるさが解消されることがあります。
横向き寝の効果、メリット
横向きで寝ると舌根がゆるみ気道がふさがることを防ぐため、いびきを軽くしたり睡眠時無呼吸症候群を予防したりする効果があると言われています。
横向きと言っても、右向きと左向きがあり、その向きによっても身体に与える影響に違いが出てきます。
右側を下にして眠る右向きの姿勢の場合、心臓の位置が上になります。更に、肝臓という重い臓器が右側にあることからも、右向きで寝ると心臓にかかる負担を軽くすることができると考えられています。また、胃や腸は右側に消化器の出口があるので、消化器系の働きを良くする効果が期待できます。
左側を下にして眠る左向きの姿勢の場合、リンパ液の分泌を良くする効果があると言われています。身体の左側はリンパが集中しているためそのような効果があると考えられており、老廃物や体内の毒素の排出を促すことが期待できます。
うつぶせ寝のメリット、デメリット
うつぶせで寝ると心臓やお腹などが圧迫されるため、苦しいと感じる人も少なくありません。ただ、太っていて首回りに脂肪が多かったり顎が小さく気道が狭かったりする場合、気道が狭くなって仰向けでは熟睡できないこともあります。気道が狭くなると睡眠時無呼吸症候群を引き起こすこともあるため、そのような場合はうつぶせで眠った方が安全です。
ただ、うつぶせ寝は寝返りを打てる人であれば心臓やお腹が圧迫されることを軽減することができますが、自分で寝返りが打てない赤ちゃんやお年寄りにはおすすめできない寝姿勢です。他にも、顎にかかる重さが大きいため、歯並びに影響を及ぼしたり顎関節症の原因になることが分かっています。
寝る時の姿勢によって、多くの身体への影響があります。ただ、あまり寝姿勢のことを神経質に考えすぎる必要はありません。好みもありますし、人によって効果の現れ方も様々です。自分が寝やすいと感じられる姿勢、自分の体調に合わせた姿勢で寝るようにし、より熟睡しやすい寝姿勢を探してみるといいですね。
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一晩に20~30回打つといわれる寝返り。
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