昔から私は夜型のため冬でも寒い夜中に仕事をしていることも多いのですが、なんとかもう少し朝型の生活にシフトしたいと考えている大口です。
春の寒暖差はなぜ起きる?
春先は昼間と夜の寒暖差が大きいと感じませんか。
冬は1日中寒くて当たり前ですが、少しずつ春に近づいていくにつれ、日中と夜間の気温差が大きくなりますよね。
どうしてなのかしら? ふと疑問に思って調べてみました。
冬が終わり、春に近づくと太陽の位置が徐々に高くなり、日照時間が長くなります。
すると、昼間は太陽の熱で気温が上がりやすくなりますが、地面や空気中にはまだ十分な熱が蓄積されていないため、夜間は急激に冷え込むことがあります。この昼夜の気温差が寒暖差の正体でもあります。
さらに、この時期は高気圧と低気圧が頻繁に入れ替わることも寒暖差が大きくなる理由の一つ。
高気圧の影響を受けると晴天が続き、昼間の気温が上昇しやすくなる一方で、夜間は地面からの熱が放射される放射冷却現象のために気温が急低下。
さらに、低気圧が通過すると冷たい空気が流れ込み、天候が不安定になるというわけです。
内陸部と海岸沿いなど、場所によって起きる気象条件も変わるようですから、考えれば考えるほど自然の仕組みとは不思議ですね。
人間の小さな力では甘んじて受け入れるしかないのですから、仕組みを知り対処することは大事だとも言えます。
季節の変わり目の睡眠
冬から春への移り変わりの時期、眠気を感じやすくなることもあります。
実はこの時期、自律神経が乱れて夜の寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりすることが増えます。
その結果、日中に眠気が来るということもあるのです。
自律神経が乱れると、体温調節がうまくいかないこともあり気がつかないうちに睡眠不足になっている可能性もあります。
花粉症や黄砂などの影響で眠りにくくなる人も多いのではないでしょうか。
さらには、学校や職場など、環境が変わるタイミングでもあるため、そうした環境変化にも自律神経が乱れがちになる要素があります。
そんな時に注目したいのは、幸せホルモンとも呼ばれ精神を安定させるセロトニン。
食事を工夫してセロトニンを増やすようにすることは、夜の快眠と昼間の眠気防止にも有効です。
セロトニンを増やすためにはトリプトファンを多く含む食品をとるのがベスト。食事は1日に3回チャンスがありますから、少し意識するだけで無理なく取り入れることも可能です。
具体的には、鶏肉、卵、チーズ、大豆製品などがトリプトファンを多く含みます。また、トリプトファンからセロトニンを生成するのに欠かせないのが腸の善玉菌。
ということは、善玉菌を増やすために腸内環境を良くすることも大事。
それには、発酵食品や食物繊維を多く摂るのが重要です。
卵納豆にご飯、味噌汁なんて最高に良さそうですね。豚キムチならぬ鶏キムチもお勧め。
もっとお手軽にというのであれば、豆腐にキムチを乗せるだけでも栄養素が補えます。
食事から栄養を摂るのは1回で多くではなく、細く長く続けることが大事。
いかに簡単であるかということも続ける要素ですから、具体的な食材を覚えておく、手をかけなくても良い工夫をするなどして無理のない範囲で続けてみましょう。
パジャマを替えて寒暖差をうまく乗り切る
前述の通り、春先の寒暖差は自然のものですし、一人一人の環境変化もあって生活ペースが落ち着かないことがある時期だとわかっていれば対処の方法もあります。
その一つとして、質の良い睡眠をとることで自律神経のバランスを保ったり、昼間の眠気を作ったりしないことを心がけるのが良さそうです。
快眠の工夫として、冬から春への上手な移行方法を生活に取り入れるのがおすすめ。
寒暖差がある時期だからこそ寝具は一気に春物にせず、まずはパジャマをフリースなどの冬物から長袖の薄手の春物に替えてみましょう。
パジャマを春物に変えるタイミングを見極める際は、気温を目安にするとわかりやすいので参考にしてみてください。
1.最高気温が10度〜15度
冬物のパジャマから春物のパジャマに変更して、少し肌寒い日は羽織りものや靴下を合わせると過ごしやすいです。
2.最高気温が15度以上
このくらいになると寒暖差はあるものの、夜の気温も徐々に高くなってきます。
地域によって違いはありますが、例年2月下旬から3月くらいがこのタイミングで本格的な衣替えに適しています。
春物のパジャマに替えるなら、「ストレッチ2重ガーゼ プレミアム ノビーゼ®︎ “AYA”」をおすすめします。
体の動きに沿うように生地が伸びてくれる伸縮ガーゼは、一度着ると手放せない着心地。
柔軟性のある綾織(あやおり)で、丁寧に織り込んだ生地ならではの柔らかさと伸縮性で睡眠を妨げませんので快眠のお供にぴったりです。
ストレッチ2重ガーゼ「ノビーゼ®︎」シリーズの中でもAYAはグレンチェックを取り入れたデザインも私的にお勧めポイント。
優しいベースの色に差し色を入れたデザインが、どこか春らしさも感じて素敵です。
寝具より先にパジャマを春物に替えることで気温の変化にも素早く対応でき体温調節も手軽です。寝具との組み合わせで寒暖差の激しい春先も快適に過ごせること間違いなしです。
いかがでしたか。季節の変わり目は気温の変化が大きく、せっかく干して片付けた冬用寝具を寒の戻りでまた出したり、また片付けたりするのはとても大変。
大きな冬用寝具を変えるより体温調節しやすいパジャマを春物に替える方が手軽で質の良い眠りにつながりやすくておすすめです。
私もまずはパジャマを春物に替え、毎日の食事と夜の睡眠を考えながら心身ともに健やかに春を迎えられるよう準備をしたいと思います。
朝の寒さも和らいでくるこの季節なら生活も少しずつ朝型にシフトできそうな気がします。