この季節の旬の味といえば「たけのこ」がありますね。
「たけのこ」には……グルタミン酸やアスパラギン酸などのうまみ成分や、茹でたあとにでる白い粒状のチロシンなどの【アミノ酸】が含まれ、疲労回復に効果があります。
そして、【カリウム】も豊富です。ナトリウム(塩分)を排出する役割があり、高血圧などの方にもおすすめです。足のむくみをとる作用もあるとされています。
また、【食物繊維】を豊富に含むので、便秘や大腸がんなどの予防にも効果が期待されています。
(※食べ過ぎると、便秘やアレルギー、肌荒れの原因にもなるので注意。)
それでは! このたけのこ1本、無駄なく食していきましょう♪
Recipe.1. 姫皮の梅和え
たけのこの姫皮80g(一口大に切る)に、和え素をあえるだけ。
仕上げに鰹節を少々振りかけて盛り付けます。
<和え素>
梅干し(大きめ1~2コ)
はちみつ(小さじ1)
めんつゆ(少々) をよく混ぜる
Recipe.2.穂先の洋風和え
たけのこの穂先200g(大きめの櫛切り)にオリーブオイルと塩少々をからめて、
オーブン(トースター、グリル、フライパンでもOK)で、両面に焼き色がつくまで焼き、ソースで和えるだけ。
<ソース>
クリームチーズ(60g)
牛乳(小さじ2)
白すりごま(小さじ1)
レモン汁と塩(少々) をよく混ぜる
お好みで、チャイブやセルフィーユなどのハーブを添えて♪
Recipe.3. 中心部・下部をつかったチヂミ
<具> たけのこ(細切り)
干しエビ(お好みで。たくさんの方がおいしいですよ)
ニラ(1/4束ほどを2センチに)
松のみ(あれば)
ごま油(小さじ1)
<生地> 米粉(50g)
片栗粉(大さじ2)
卵(1コ)
水(60cc、こんぶ出汁でも)
すりおろした長芋(50g)
醤油(小さじ1)
<つけダレ> ごま油:醤油:酢=1:1:1
お好みで ✓にんにく ✓韓国唐辛子 ✓一味 ✓豆板醤
お砂糖やはちみつを入れてもおいしいですよ。
① 生地をよく混ぜたら、具を加えてからませる。
② フライパンに油をうすく引いて、丸く平らに流しいれ、
弱~中火で焦げ目がつくまでじっくり焼く。
③ 上の面に少し、醤油を垂らして、ひっくり返し、反対側も同じように焼く。
ここでごま油を生地の周りから垂らして、香りづけをする。
両面が香ばしく焼けたらできあがり♪ つけダレにつけてどうぞ。
たけのこの下処理方法
たけのこを手に入れたらできるだけ早くした処理を!
時間とともに、えぐみがまし、固くなってしまいます。
① たけのこは外側の皮を2~3枚むき、火が通りやすく、皮をむきやすいよう
穂先を斜めにそぎ、皮の部分に縦1本に切れ目を入れます。
② 深さのある鍋に「たけのこ」「米ぬかふたつかみ」「赤唐辛子2本」と
かぶる程度の水を入れて火にかけます。
たけのこが浮かばないように落とし蓋をして、
強火で沸騰したら中火~弱火にして 40分~1時間煮ます。
根元に竹串がすっと通ればOK.そのまま熱が取れるまで置いておきます。
③ 熱がとれたら、水にとって、切れ目から指を入れて皮をむき、
ぬかを洗いおとします。
※ぬかがない場合は、
✓お米のとぎ汁、生米、重曹」と煮る
✓大根おろしの絞り汁に漬ける
などいろいろな方法があるようです。
たけのこの保存方法
冷蔵庫に保存したいときは、たっぷりの水につけて保存します。
毎日、水を取り替えれば、1週間ほどもちます。
冷凍庫に保存したいときは、汁気と一緒に冷凍します。
✓お好きな味をつけて炊き込みご飯用
✓おからを炊くとき用に大きさを合わせて、使う分量ごとに小分けにしておく
などすれば、とっても便利です。