こんにちは。スタッフのミントです。
みなさんは『香り』に興味がありますか？
好きな香りをかぐと心が落ち着いたり、やる気が出たり、香りは気持ちに様々な影響を与えてくれます。
最近はアロマに凝っている方も少なくないですよね。
好みとは別に、様々な状況に合った香りというものもあるようです。
今回は、そんな香りについてのお話をしていきますね。
香りがもたらす様々な効果
香りは、種類によって様々な効果をもたらしてくれます。
反対に言うと、その状況に合わない効果のある香りを使うと、効果が半減してしまったりすることもあるんです。
では、どんな香りがどんな状況に合うのでしょうか。
〈イライラしたり不安を感じている時〉
なんとなくイライラしたり不安感が強い時には、甘い香りのイランイランや、ナッツのような甘い香りのクラリセージ、さわやかなレモンバームなどが向いています。
更年期障害や生理中のイライラにはゼラニウムが効果的です。
〈集中したい時〉
頭をすっきりさせて集中したい時には、グレープフルーツ、清潔感があるユーカリ、眠気覚ましにもなるペパーミントなどがおすすめです。
〈身体の冷えを感じる時〉
冷え性の女性におすすめなのは、老廃物を排出させる効果がありウッディ―な香りのジュニパーベリー、スパイシーさと温かみのある香りが特徴のマジョラム・スイートなどです。
〈鼻水・鼻づまり・花粉症の症状が辛い時〉
風邪の予防にも役立つと言われているティーツリー、さわやかな香りのペパーミント、スーッとした清涼感が特徴のマートルなどは鼻づまりをはじめとして、辛い花粉症の症状にも効果が期待できます。
〈頭痛がする時〉
清涼感のあるローズマリー・シネオール、リラックス効果のあるラベンダー、甘い香りのカモミール・ローマンなどは、緊張をほぐす効果があるので、ストレスが原因となって引き起こされる頭痛を軽くしてくれます。
更に、これらの香りに加えて快眠効果のある香りもあるんです。
快眠におすすめの香り
なんとなく寝付きが悪い、熟睡できない…そんな時には眠る時に快眠効果のある香りを取り入れてみましょう。
快眠するのに適した香りには、ラベンダーやカモミール、オレンジなどがあります。
ラベンダーは広く知られている香りですよね。
ラベンダーに含まれる酢酸リナリルという成分は、高ぶった交感神経を鎮めてくれるため、快眠効果が期待できます。
青リンゴのような甘い香りのカモミールは、リラックス効果を促し、不安やストレスを解消してくれます。
さわやかなオレンジの香りは不安や緊張をほぐす効果があり、リラックスして眠ることができます。
注意！人によって使ってはいけないアロマ
ただ、アロマによっては使ってはいけない方もいますので、ここにまとめておきますね。
妊娠初期から妊娠中…イランイラン/クラリセージ/レモンバーム/マジョラム・スイート/ペパーミント/ローズマリー・シネオール/カモミール・ローマン他
生理中…クラリセージ/シナモンリーフ/マジョラム/フェンネル/ミルラ/クローブ他
てんかん…バジル/シダーウッド/フェンネル/ユーカリ/ヒソップ/ローズマリー/ペパーミント他
発熱時…ペパーミント/ローズマリー/ヒソップ/ヤロウ
運転前・運転中…プチグレン/クラリセージ
3歳以下の子供…コリアンダー/タイム/バジル/クローブ/ジンジャー/タイム/フェンネル/ナツメグ/ペパーミント/ヤロウ/ユーカリ/メリッサ/ローズマリー/ローレル/レモングラス他
他にも持病などによって使用を避けるアロマがあるので、きちんと調べてから使うようにしましょう。
眠る時の香りの楽しみ方
夜、眠ってしまう時にアロマオイルなどを使う場合、キャンドルなど火を使うものは避けるようにしましょう。
タイマー機能の付いたアロマディフューザーやアロマランプなどがおすすめです。
また、ハンカチやコットン、アロマストーンなどに、アロマオイルを数滴たらしてベッドサイドに置いておけば、ほのかな香りが漂います。
火を使うこともないので、安心して香りを楽しむことができますね。
手軽な方法として、リネンウォーターを使う楽しみ方もあります。
リネンウォーターとは、シーツやカーテンなどリネン用に作られたアロマグッズです。
アイロンをかける時にシュッと一拭きしたり、シーツなどの寝具に吹き付けたりしておくだけで、ほんのりとアロマの香りが漂って長時間楽しむことができます。
リネンウォーターは市販のものもありますし、好みのアロマオイルで作ったりすることもできます。
掛け布団カバーやパジャマの袖口に軽く吹き付けるのもいいですね。
気持ちを落ち着けてくれる心地よい香りに包まれて、ぐっすりと眠ってくださいね。
