こんにちは。スタッフのミントです。
世の中にはいろいろなお祝い事がありますが、還暦祝いもおめでたいお祝いのひとつです。
満60歳の長寿を祝う還暦祝いは、昔から日本で親しまれてきたお祝いとして幅広く知られています。
父や母、祖父や祖母などの還暦祝いを誕生日祝いよりも盛大に行うという家庭も多いようですね。
今回はそんな還暦祝いについてお話していきたいと思います。
還暦の由来
還暦の由来には、日本人になじみのある干支が関係しています。
実は干支とは十二支の「支」と十干(じっかん)の「干」からなる言葉なんです。
十干には、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類があります。
十干と十二支を組み合わせた場合、甲子(きのえね)、乙丑(きのとうし)、丙寅(ひのえとら)などの干支があり、今年2016年は「丙申(ひのえさる)」、来年2017年は「丁酉(ひのととり)」、2018年は「戊戌(つちのえいぬ)」・・・と続きます。
良く知られているのは、丙午(ひのえうま)という干支ではないでしょうか。
『丙午生まれの女性は気性が激しく、夫を食い殺す』という迷信があって、昔は丙午の年には出生率が下がったということもあったようです。
「還暦」の由来は、十干と十二支を組み合わせた干支が一巡して生まれた年に戻るのに60年かかるということから来ていて、「暦が還る」という意味合いから、このような言葉になっているそうです。
還暦の「赤いちゃんちゃんこ」
昔は定年が60歳だったこともあって、還暦と聞くとお年寄りというイメージが強かったものですが、最近は定年が延長されたりして、みなさんとても若々しくて現役世代に近い方が多いですよね。
そのせいか、昔は「赤いちゃんちゃんこ」に代表されるように、還暦のお祝いには赤いものを贈るというならわしがありましたが、最近の還暦のお祝いにはあまり赤いちゃんちゃんこなどを贈ることは無くなってきているようです。
ちなみに、どうして還暦祝いに赤いちゃんちゃんこを贈るようになったのかというと、先ほどお話した「生まれた年に戻る」ということから「赤ちゃんに戻る」という意味を込めていたようです。
また、もう一つの説として、赤い色には魔除けの力があると言われていたので、赤ちゃんの産着に赤い色のものを使い、還暦にはもう一度赤いものを着ると良いという考えがあったとされています。
60歳を過ぎても若々しい方が増えた今、還暦祝いのプレゼントは赤い色のスカーフや花束、シャツというように、様々な物が選ばれるようになりました。
また、赤い物にこだわらず、旅行や食事などに招待するというプレゼントの形も広まっています。
還暦祝いに人気のあるプレゼント
そんな還暦祝いのプレゼントとしては、どのような物が人気があるのでしょうか。
祖父や父親に贈る還暦祝いのプレゼントとして人気があるのは、次のような物です。
●お酒や食器
お酒が好きな方には、お酒を贈ることが多いようです。
普段は飲まないようなちょっと高価なお酒や、近所のお店では手に入らない珍しいお酒をお取り寄せすると喜んでもらえます。
また、お酒を飲むためのおちょこやグラスなどの食器類も気が利いていますね。
●衣類
パジャマや普段着られるようなTシャツなどは、何枚あっても困らないのでプレゼントの定番ですね。
少し良い素材で作られたパジャマを贈ることができるのも還暦ならでは♪です。
●趣味に合わせたもの
最近は料理をする男性も増えていますが、そんな方にはエプロンを、また、ゴルフをする方にはポロシャツを…というように、本人の趣味に合わせたものを贈るのもいいですね。
祖母や母親などへの還暦祝いのプレゼントは次の物が人気があります。
●衣類
やっぱり女性には衣類が人気です。
部屋の中でちょっと羽織れる上着や出先に持ち歩ける軽いストールなど、おしゃれな衣類をプレゼントして、いつまでも若々しくいてねとメッセージを添えるのもいいかもしれません。
●花
女性はいくつになっても花をもらうのが大好きです。
赤をベースにした花をたくさん選んで、花束にしてプレゼントしたら還暦祝いの華やかなプレゼントになります。
●趣味に合わせたもの
ガーデニングを趣味にしている方には、ちょっとおしゃれなエプロンや帽子などを、また、身体を動かすことが好きな方には、ウォーキングシューズや動きやすいトレーニングウェアなどを贈ると、すぐに使えるのでうれしいものです。
これからも元気で楽しい人生を…そんな思いを込めて還暦祝いのプレゼントを選んでみましょう。
特に赤い色のものにこだわらなくても十分気持ちは伝わります。
パジャマ屋では、赤いリボンのギフトラッピングもさせていただいています。
ぜひご相談くださいね。
長寿の祝い 還暦祝い
https://www.pajamaya.com/fs/pajamaya/c/gift011