避難できるパジャマで
安眠を。
着替えず逃げられる。
だから、安心して眠れる。
“いざ” に備えるパジャマと羽織り
2011年3月11日の東日本大震災以降、夜中に地震が起きてもすぐ逃げられるようにジャージやスウェットなどの普段着で寝ているという人が増えました。
災害がいつ起こるかわからないという不安はとても切実で、いざというときに備えることは大切なことです。
それでも私たちは、パジャマ専門店として、パジャマで安心して眠れるように提案をしたい。
防災についての勉強をしながら、いざというときの NeruFuku(寝る服)も開発していく予定です。
世界中の人が、パジャマで安心して眠れる日を目指して。
災害がいつ起こるかわからないという不安はとても切実で、いざというときに備えることは大切なことです。
それでも私たちは、パジャマ専門店として、パジャマで安心して眠れるように提案をしたい。
防災についての勉強をしながら、いざというときの NeruFuku(寝る服)も開発していく予定です。
世界中の人が、パジャマで安心して眠れる日を目指して。
知っていますか?
いざというときの防災知識
-
-
大地震や津波の最悪想定は
『冬の深夜』2024年8月8日、初めて発表された『南海トラフ地震臨時情報』。その後も巨大地震への注意が喚起され、国民の関心も高まっています。
令和元年に内閣府が発表した『南海トラフ巨大地震の被害想定について (建物被害・人的被害)』によると、予想される地震や津波による人的被害は『冬の深夜』が最も多い想定です。
その理由としては、積雪で避難や救助が困難になる、低体温症による死亡リスクがある、ストーブなどの暖房器具で火を使う機会が多く火事が発生しやすい、空気の乾燥で火災が広がりやすい、などのことが挙げられます。
暖かいパジャマやルームウェアを多く販売する私たちは、寒い冬の夜に災害が起きた場合にどうしたらよいか、その提案ができるのではないかと考えます。
-
-
-
災害時の犯罪、
どの避難所でも2024年8月6日、私たちスタッフ全員で、さがみはら防災マイスターの永椎優子さんによる防災セミナーを受けました。永椎さんは、防災知識の普及啓発に努め、私たちの『もしもの時そのまま逃げて1週間過ごせる服 “if”』シリーズの開発にも関わってくださっています。
各地の被災地へ足を運び直接情報を得ながらボランティアをされている永椎さんによると、緊急時・非常時には特に男性による暴力や性犯罪が増加し、女性や子どもが被害に合う事例が必ずあるとのこと。抑圧された欲望が女性や小さい子ども、お年寄りなどの弱者に向かってしまうのです。
その対策のためには、性別が判断しにくいパンツスタイルなどにして露出をなくし、地味な色や体型のわかりにくい服装を選ぶ、帽子やマスクで顔を隠す、防犯ブザーや笛を持ち歩く、まわりの人と声を掛け合いひとりで行動しないことなどが大切とのことでした。
-
-
-
露出の少ない
動きやすい服装でけがしないように肌の露出が少ない長袖・長ズボンで、履き慣れたスニーカーなどの靴が安全です。
また、フード付きの上着なら、寝起きの乱れた髪やノーメイクの顔などを気にせずすぐに逃げることができますし、落下物から身を守るのにも役立ちます。
さらに、避難所などでは、大きめのポケットがある服が便利です。トイレなどに行く際に、貴重品や携帯電話、生理用品などを持ち歩くことができます。
-
-
-
非常持出袋や非常時用の
備蓄は玄関近くに自宅が倒壊するなど、緊急で取るものもとりあえず一時避難したあと、安否確認や物資を持ち出すために自宅に戻る場合、まず最初に探す場所は『玄関』です。玄関近くに非常持出袋や備蓄などを置いておくと、すぐに持ち出せます。
非常持出品を入れるバッグは、両手が自由になるリュックなどの背負えるものがいいでしょう。
-
-
-
実は優秀な防災グッズ
『ダウン』の防寒具ダウン製品は、空気を抜くと本当に小さく薄くなります。軽くて持ち歩きやすいのに、広げて着用すればとても暖かい。防寒対策として避難袋に入れておくととても便利です。マルチに使えるダウンケットを圧縮袋に入れて非常持出袋の中に入れているというスタッフもいます。 いざ使う時に羽毛が膨らまないなと思ったら、風通しの良い場所で陰干ししたり、パタパタして空気を含ませ湿気を取り除くといいでしょう。
-
そのまま逃げられる
「 パジャマ 」
2016年の熊本地震後、普段着で車中泊をしているという方にパジャマを贈ったところ、
「ずっと緊張状態でよく眠れていなかったけど、パジャマを着て久しぶりにぐっすり眠りました」
というお声をいただきました。
普段着ではリラックスできない、よく眠れない、というのは当然です。地震のあと、体も心も疲弊して緊張状態にあればなおさら。
一方パジャマは、伸縮性や通気性、柔らかさなど、快適に寝るためにいろいろな工夫がされています。できることならパジャマを着て、ホッと力を抜いて眠る方が良いのです。
そのまま逃げられるデザイン性があって、緊張をほどき普段着よりもぐっすり眠れるパジャマを集めました。
さっと羽織ってすぐ避難
「 羽織りもの 」
たとえばパジャマやネグリジェで寝ていても、すぐ近くに羽織りものを1枚置いておけば、さっと羽織ってすぐに避難できます。
特に寒い季節の災害時は、あたたかい羽織りものがとても大事。避難所として指定されている公共施設では電気や燃料を必要とする暖房設備がほとんどで、もし停電が発生すれば寒さに直結します。
また、羽織るだけでパジャマが見えなくなるので、他人の目を気にせず躊躇なく逃げられるというのもあります。
IZUMMフリース プレミアム厚地 両面起毛
レディース ルームベスト
お尻まで隠れる長めの丈は、女性にとって大切な防災ポイント。性犯罪から身を守るためには体のラインがなるべく出ない服装の方が良いので、ズボンをはいていてもお尻まで隠せるに越したことはありません。また、冷える避難所生活でもお腹やお尻が暖かいですし、いちばん上の隠しボタンで立ち襟にすれば首元まで暖かくできます。
生理用品がすっぽり入る大きいポケットが付いているのでトイレに行く際も重宝します。
目立たない暗めの色は犯罪者の目につきにくく、逆に明るい色なら夜にトイレに行く時に闇に紛れて犯罪に巻き込まれるリスクも少なくなるでしょう。
寒い避難生活をしのぐ
暖かい「 雑貨 」
2024年、年明け早々に発生した能登半島地震。寒さの最も厳しい時季、少しでもあたたかく過ごしていただけたらと、ダウンのレッグウォーマーと肩当てを送りました。(→詳しくはこちら)
性別に関わらず、どんな体型・服装であっても身につけられるダウンの雑貨は、家族間でも交代で使える上、暖房器具の限られた寒い避難所や、在宅避難・車中泊での生活でとても重宝します。
いざ災害が起きたとき、見た目を気にせず逃げられるルームウェアのようなデザインのパジャマなら、着替えずそのまま逃げられます。また、寝ているすぐ近くにさっと羽織るだけでパジャマを隠せるような上着があれば、安心して眠れるでしょう。特に危険な寒い季節の災害には、非常持出袋にも圧縮して常備しておけるダウンのあたたかい雑貨がおすすめ。暖房が十分でない寒い避難所や、停電中の在宅避難、燃料が気になる車中泊でも使えます。
パジャマ専門店 パジャマ屋の本店サイト。
パジャマ専門店 パジャマ屋の本店サイト。