おなかを冷やさないアイテム
腹巻き・レギンス
冷えの改善には、内蔵が集まるお腹まわりや太い血管が通る足のつけ根を温めることが大切と言われています。
おなかが温まると内蔵の働きが活発になり、多くの熱を生み出します。そうして温まった血液が太い血管を通って全身を巡り、冷えが和らいでいくのです。
冷え対策の最強アイテム「腹巻き」
自覚症状のない「隠れ冷え」の人も多く、気づかずに放っておくと、疲れ・肩こり・肌荒れ・胃腸の不調・便秘や下痢・頻尿・婦人科系トラブル・風邪・不眠など、全身にいろいろな症状としてあらわれます。
冷え改善でぐっすり快眠
昼間ぽかぽか、夜ぐっすり
本来、活動している日中は体温が上昇し、夜は熱を放出して深部体温(内蔵の温度)を下げ、その体温の変動が休息のスイッチとなって眠りの体勢に入ります。
ところが、昼間に体が冷えている人は夜になっても体温を下げないよう、自律神経の中の交感神経による防御機能が働いて興奮状態が続きます。その結果、休息のスイッチが入りづらくなり、寝付きが悪い・眠りが浅い状態に。
夜に快眠するためには、昼間にお腹まわりをしっかり温めて体温を上げておくのが近道です。
「過緊張」と「冷え」を和らげ熟睡
「過緊張」とは、ストレスによって心身が常に緊張した状態のこと。自律神経の中の交感神経が活性化し、血管が収縮して手足が冷たくなります。
まずは昼間に意識的に手足やお腹を温め、体温を上げる工夫を。夜にはぬるめのお風呂に入り、スマホ・パソコン・テレビなどを遠ざけ、体を締め付けないパジャマに着替えること。
血行を促進して体の緊張を和らげ、リラックスするときの副交感神経を優位にすることで、自然な眠りが訪れるようになるでしょう。
体のかなめ、脚の付け根を温める
冷えや過緊張で自律神経が乱れると、内蔵も疲れてきます。そういうときは背中の筋肉もこっているもの。お腹だけでなく背中も温めてくれる腹巻きは、筋肉の緊張もとけて思った以上にリラックスできます。
また、股関節の部分『鼠径部(そけいぶ)』には、『大腿動脈(だいたいどうみゃく)』という肌の表面に近い血管の中では2番めに太いものが通っています。脚の付け根を温めることで、温かい血液を下半身に運び、足首・足先で冷やされて戻ってきた血液を温め直すことができるのです。さらに、鼠径部には『鼠径リンパ節』という、下半身からお腹へ行くリンパが集まってくる場所があり、鼠径部を締め付けるとリンパの流れを妨げて下半身のむくみにつながります。
締め付けず、あたためる。腹巻きとレギンスの組み合わせは、下半身あたための最強の温活タッグなのです。
一体型がうれしい腹巻付きレギンス
しかも、お肌に当たる内側はシルク。人肌に極めて近いタンパク質が主成分なので、肌によくなじみ、しっとりと健やかに保ってくれます。
腹巻きの部分をしっかり伸ばすと胸の下まであり、レギンスと一体型なのでどちらかだけクルクルとめくれたりズレたりすることがありません。
秋冬にはあたたかいシルクウール、春夏にはサラッとした薄手のシルクコットン素材がおすすめ。
長さを変えて自由に使える腹巻き、いつでもさっと温めるにはブランケット
ブランケットは、必要なときにさっとお腹まわりに巻いて温められるのが便利。ハーフサイズで持ち歩けるコンパクトさ、手軽さが魅力です。
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